とうがらし地蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 05:14 UTC 版)
「福聚院 (文京区)」の記事における「とうがらし地蔵」の解説
境内には、「とうがらし地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像がある。明治時代中期、喘息の持病を持った唐辛子好きの老婆がいた。医師から唐辛子の摂取を止めるように言われていたが、止められず遂に亡くなってしまった。近所の人がこの老婆を憐れんで、地蔵を造って好物の唐辛子を供えて冥福を祈った。いつしか、咳止めの願掛をすれば治ると言われるようになり、咳止めの願いが叶ったお礼に唐辛子を供えるようになった。
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