ちよんちょん幕とは? わかりやすく解説

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ちよんちょん幕(まく)

読み方:ちょんちょんまく

  1. ちよんの間(ま)と云ふに同じ。田舎俗謡に「山でちよんちょんすりや、の根が」といふあり。式亭三馬の『辰己婦言』には「放蕩家の呉王、姑蘇台に西施をして、チヨンチヨン幕の楽みも、かくやあらじ……」とあり。又「ちよんの幕」とも云へり。ちよんの間、『文庫』には「早急(ちよん)の間」と書き、『誹諧通言』の吉原解説中には一寸(ちよん)の間、客に約束の内、忍でいろに逢ふ事」とあり。チヨン和語にあらず、唐の『白行簡賦』に「当拠之一廻勝安床之百度」とある「〓(ツオン)」は急匆の意、「拠」はツマムの意、此ツオンを我邦人聴き伝へてチヨン訛る至りしならんと或人云へり。
  2. 人目をぬすみて性交すること。ちよんの幕。「ちよんのま」に同じ。式亭三馬辰己婦言」に「放蕩家の呉王姑蘇台に西施をしてちよんちよん幕の楽みもかくやあらじ」とあり。
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