たにん‐うけいれりつ【他人受(け)入れ率】
他人受入率
【英】false acceptance rate, FAR
他人受入率とは、バイオメトリクス認証において、本人ではないのに本人と認識してしまう確率のことである。
バイオメトリクス認証は、静脈や指紋、声紋などの生体情報を元に認証を行う。しかし、ある一定の確率で誤認識することがあるため、しきい値の調整が必要とされる。
他人受入率のしきい値を上げた場合、誤認証が減るため安全性は高まるが、本人拒否率が増えるため利便性は低下する。一方、他人受入率のしきい値を下げると誤認証が増えるため安全性は低下するが、本人拒否率が減るため利用者の利便性は高まる。
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