すがのねのとは? わかりやすく解説

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すがのね‐の【×菅の根の】

読み方:すがのねの

スゲの根は長く伸びて分かれ乱れるところから、「ながき」「乱る」にかかる。

「—長き春日(はるひ)を恋ひ渡るかも」〈万・一九二一

「ね」の同音から、「ねもころ」にかかる。

「—ねもころ君が結びたるわが紐(ひも)の緒を」〈・二四七三

[補説] 「根を絶つ」の意から「絶ゆ」を起こす序詞一部にも用いられた。

「かきつはた佐紀沢に生ふる菅の根の絶ゆとや君が見えぬこのころ」〈万・三五二


すがのねの

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 08:25 UTC 版)

成句

すがのねのの】

  1. 「長(なが)き」、「乱る」、「ねもころ」、「すがなし」にかかる枕詞


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