しけこむ

デジタル大辞泉

しけ‐こ・む【しけ込む】

読み方：しけこむ

［動マ五（四）］

１ 遊郭などに入り込む。また、男女が情事のためにある場所に一緒に泊まる。「ホテルに—・む」

２ 金がなくて、家にとじこもる。「一日じゅう下宿に—・んでいた」

隠語大辞典

しけこむ

1. 女に逢ふために妓楼などに入りこむことをいふ。「しけ」は「しげる」の略である。東海道膝栗毛に「今はかねて聞き及びし、阿部川へしけこまんと北八諸共支度して」とある。〔情事語〕
2. 妓楼（ぎらう）などに入り込むことをいふ。〔花柳界〕
3. 女に逢ふために楼妓などに入りこむことをいふ。「しけ」は「しげる」の略である。東海道膝栗毛に「今はかねて聞き及びし阿部川へしけこまんと北八諸共支度して」とある。
4. 妓楼などへ入り込むことをいふ。
5. 女に逢ふために妓楼などに入りこむことを云ふ。「しけ」は「しげる」の略である。
6. 女の家に入りびたる。〔香具師・不良〕

分類 情事語、花柳界、香具師／不良

シケコム

読み方：しけこむ

1. 潜伏スルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・長野県〕

分類 長野県

時化込む

読み方：しけこむ

1. ⑴家を外にして秘密の家に泊り込むこと。⑵つまらなくて家に引込んでいること。しけで漁夫が家に引込んでいる意から出た語。
2. ①ふさぎこむ。連想語。〔俗〕　②妓楼に上り込む、女の許に入込む。時化のときは家に入り切りのところから連想して。〔花〕

分類 俗／花／風俗／一般

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