しいず

デジタル大辞泉

し‐い・ず〔‐いづ〕【^▽為^▽出づ】

読み方：しいず

［動ダ下二］

１ あつらえ調える。用意する。また、作り上げる。

「御帳の帷子(かたびら)など、由あるさまに—・でつつ」〈源・明石〉

２ 行為に表す。する。特に、大きなことやとんでもないことをする。しでかす。

「かかる過ち—・でて、かかるやうありや」〈落窪・一〉

３ しはじめる。とりかかる。しだす。

「問はず語りも—・でつべし」〈源・手習〉

日本語活用形辞書

しいず

ア行上一段活用の動詞「しいる」の未然形である「しい」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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強いず、誣いず、癈いず

読み方：しいず

ア行上一段活用の動詞「強いる」「誣いる」「癈いる」の未然形である「強い」「誣い」「癈い」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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誣いる  » 「誣いる」の意味を調べる
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文語活用形辞書

しひず、癈ひず、強ひず

読み方：しいず
かな表記：しひず

ハ行上二段活用の動詞「しふ」「癈ふ」「強ふ」の未然形「しひ」「癈ひ」「強ひ」に、打消の助動詞「ず」が付いた形。
「しふ」「癈ふ」「強ふ」の口語形としては、ハ行上一段活用の動詞「しいる」「癈いる」「強いる」が対応する。

口語形

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強いる » 「強いる」の意味を調べる

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