さるかめ合戦_(フィリピン)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > さるかめ合戦_(フィリピン)の意味・解説 

さるかめ合戦 (フィリピン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 14:22 UTC 版)

さるかめ合戦』(さるかめがっせん)は、フィリピン民話日本の民話『さるかに合戦』との類似性が、ホセ・リサールなどによって比較・論考されている[1]

カメではなく、サルカエルとする地域もある[2]

あらすじ

地域によって細かい描写は異なる[2]

むかしむかし。サルとカメが沿いを歩いているとバナナの木が流れてきた。サルとカメは協力してバナナの木を川から拾い上げると、サルはバナナの木の上半分、カメは下半分(のほう)に山分けすることになった[2]

サルは実っていたバナナを食べた。カメは木を植え育てた[2]

時が流れ、サルがもらったバナナの木の上半分は枯れてしまったが、カメがもらった下半分は育って、新たなバナナを実らせた[2]

バナナの木に登れないカメに、サルは自分がバナナを取ってくると告げ木に登ったが、カメには渡さずに自分でバナナを食べた[1]。怒ったカメは策略を用いてサルを木から落として大けがをさせた(死亡させたというパターンもある)[1][2]

怒ったサル(死亡パターンの場合は仲間のサル)はカメを捕らえるが、カメは「自分は泳げないから、川には投げ込まないで」とサルに頼む[1][2]。それを聞いたサルはカメを川に投げ入れ、カメは悠々と逃げ去った[1]

出典

  1. ^ a b c d e テイクオフ:「さるかめ合戦」を知っているだろうか。”. アジア経済ニュース (2018年10月10日). 2018年12月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 内海敦子. “民話の収集:さる"かめ"合戦”. 明星大学. 2018年12月7日閲覧。

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「さるかめ合戦_(フィリピン)」の関連用語

さるかめ合戦_(フィリピン)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



さるかめ合戦_(フィリピン)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのさるかめ合戦 (フィリピン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS