さすらい人 (ロシア民謡)
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『さすらい人』(さすらいびと、ロシア語:Бродяга=ブラデャーガ)は19世紀から歌われているロシア民謡である。歌詞の1行目から、「ザバイカルの奥の原野で」(По диким степям Забайкалья)とも呼ばれている。
ロシア映画『シベリア物語』(1948年)の副主題歌として使われている。
歌詞
19世紀前半には「デカブリストの乱」(1825年)などで、多数のロシア人がシベリアへ流刑になっている。そうした収容所を逃げ出したさすらい人が、バイカル湖を超えた地域で、残した妻や子供を思い出して、運命を嘆く情景を歌っている。
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日本での受容
日本でもこの歌は1950~1970年代に「うたごえ運動」でよく歌われ、現在も「歌声喫茶」などで歌われている。「豊かなるザバイカルの 果てしなき野山を」という出だしの井上頼豊の訳「バイカル湖のほとり」 [1] などがある。
参照項目
- 歌:「栄えある海、聖なるバイカル 」
脚注
- さすらい人_(ロシア民謡)のページへのリンク