採揚作業
【英】: fish, fishing
同義語: フィッシュ
掘削中に井戸のなかに遺留したものを回収する作業、または既存の井戸を改修するためにそのなかで使用されていたある種の装置を回収する作業をいう。その遺留物をフィッシュという。掘削中の井戸で、採揚作業を最も多く必要とするものは、ドリル・ストリングが途中で折れたり、下部の方で抑留されたために、その部分を井戸の中に残してきたもので、ビット、ドリル・カラー、または若干の掘り管などである。古い井戸、または既存の井戸を改修する作業においては、パッカー、ライナー、スクリーン・パイプ(screen pipe)などである。採揚器には各種あり、坑内の遺留物の種類と坑内状況によって使用される採揚器が決められる。主な採揚器としては次のようなものがある。オーバーショット(overshot)、ダイ・カラー(die collar);パイプの外側をつかむ:スピア(spear)、テーパー・タップ(taper tap);パイプの内側をつかむ:ジャンク・バスケット(junk basket);ビットのコーンなどの採揚に使われる。 |

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