差圧抑留
【英】: differential-pressure sticking
掘削井において、泥水柱圧力と地層圧力との差によって、ドリル・ストリングが浸透性地層面にできている泥壁に押し付けられることによって生じるドリル・ストリングの抑留をいう。 一般的にはビットとドリル・パイプとの間に編成されているドリル・カラー部分に生じることが多い。これは特に深掘井で高比重泥水を使用している場合に起こりやすい。泥壁に押し付けられている力は、泥水柱圧力と地層圧力の差が大きいほど、抑留されている部分の面積が大きいほど、また、パイプと泥壁との抑留係数が大きいほど大きく、また時間の経過とともに増加する。 |

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