こめばつがざくら

デジタル大辞泉

こめば‐つがざくら【米葉^×栂桜】

読み方：こめばつがざくら

ツツジ科の常緑小低木。高山帯や寒地に分布。高さ5〜15センチ。米粒大の葉を多数つける。7月ごろ、白い壺形の小さい花が下向きに咲く。はまざくら。

撮影・青山富士夫

植物図鑑

こめばつがざくら (米葉栂桜)

●わが国の本州、中部地方以北から北海道それに千島列島やロシアの極東地方に分布しています。高山の岩礫地などに生え、高さは５～１５センチほどになります。葉は楕円形から卵形で厚く、３個ずつ輪生します。６月から８月ごろ、枝先に壺形の小さな花を咲かせます。花は白色でわずかに淡紅色を帯び、ふつう３個ずつを下向きにつけます。
●ツツジ科コメバツガザクラ属の常緑小低木で、学名は Arctericanana。英名はありません。

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