グーテンベルク‐リヒターそく【グーテンベルクリヒター則】
読み方:ぐーてんべるくりひたーそく
地震の規模と発生頻度の間に見られる経験則。ある地域において、ある期間に発生するマグニチュードM以上の地震の回数をnとすると、比例定数a、bを用いて、log10nは=a−bMという関係式で表されるというもの。マグニチュードが1大きくなると地震の発生頻度は約10分の1になることを示す。1941年、ドイツの地震学者グーテンベルクと米国のリヒターが提唱。グーテンベルクリヒターの式。グーテンベルクリヒターの関係。
[補説] 比例定数bはb値とよばれ、ふつう1に近い値を取るが、大地震の発生に先立って、b値が低下し、地殻に応力が溜まっていることを示していると考えられている。
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