くぬぎ山車両基地とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 工場 > 日本の鉄道工場 > くぬぎ山車両基地の意味・解説 

くぬぎ山車両基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 07:50 UTC 版)

くぬぎ山車両基地(くぬぎやましゃりょうきち)は、千葉県鎌ケ谷市初富および松戸市串崎新田にまたがる京成電鉄車両基地

概要

京成松戸線くぬぎ山駅北初富駅の中間に位置しており、出入庫線はくぬぎ山駅側のみにある。京成松戸線(旧:新京成電鉄)の全車両が所属し、車両の全般検査・メンテナンス・改造等も行われている。また、800形8000形解体も実施している。検査は京成車両工業に外注される。

それまで五香駅に隣接して存在した車両基地が手狭になったため、1975年に移転供用開始された。京成松戸線の車両基地はここ1か所のみである(他に新津田沼駅付近に留置線がある)。なお、住宅・都市整備公団(現・千葉ニュータウン鉄道)所属車両(9000形9100形)の検査も以前は当車両基地で行われていた時期があった。

電車基地見学・展示会

年に1度、鉄道の日にあわせて車両基地見学会が行なわれ、工場内を見学することができる。例年は秋の開催だったが2013年は台風の影響で延期となり2014年3月8日に開催、2017年は6月3日に開催された[1]。内容は、鉄道部品の即売、記念グッズ等の販売、電車運転席での制帽着用での記念撮影、8900形ミニ電車の運行、運転台シミュレーター体験、大パノラマ鉄道模型運転会、ドア装置の開閉実施体験、踏切支障報知装置の体験、モーターカーの展示・試乗、パンタグラフと踏切遮断機の展示、新旧列車運行図表(ダイヤグラム)の展示、台車見学などである。その他にも京成グループ各社をはじめ、東葉高速鉄道銚子電気鉄道秩父鉄道等が記念グッズ等の販売を行なう。

所属車両

このほか、構内専用としてアント工業製の車両移動機(アント40BRR型。機械扱いで無車籍)が配置されている。

過去の所属車両

脚注

関連項目

座標: 北緯35度46分43秒 東経139度58分40.5秒 / 北緯35.77861度 東経139.977917度 / 35.77861; 139.977917





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「くぬぎ山車両基地」の関連用語

くぬぎ山車両基地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



くぬぎ山車両基地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのくぬぎ山車両基地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS