くさび形テールと極超音速の安定性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 05:37 UTC 版)
「X-15 (航空機)」の記事における「くさび形テールと極超音速の安定性」の解説
X-15は極超音速で安定して飛行できるように厚いくさび形テールを持っている。これにより、低速でかなりの量のベース抗力が発生した。X-15の後部の平滑末端は、F-104スターファイター全体と同等の抗力を生成する可能性がある。 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}極超音速での安定面として従来のテールよりも効果的であるため、くさび形を使用した。X-15に適切な方向安定性を与えるには、翼面積の60%に等しい垂直尾翼が必要であった。 —ウェンデルH.スティルウェル、X-15研究結果(SP-60) 極超音速での安定性は、テールから延長して全体の表面積を増やすことができるサイドパネルによって支えられ、これらのパネルはエアブレーキとしても機能した。
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