おいらせ町民バスとは? わかりやすく解説

おいらせ町民バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 12:45 UTC 版)

イオンモール下田:ジャスコ(当時)食品館前バスのりば近くにて
(十鉄オリジナル塗色:2007年12月撮影)

おいらせ町民バス(おいらせちょうみんバス)は青森県上北郡おいらせ町が企画・運営する路線バスである。近年まで愛称は「しーもくん」(当時の下田町のマスコットキャラクター「しーもくん」にちなむ)であったが、2007年4月の再編の際に愛称が廃止された。

沿革

  • 2001年11月1日 - 下田町が試行運行開始。
  • 2002年12月1日 - 本格運行開始。愛称を「しーもくん」とする。
  • 2006年3月1日 - 下田町が百石町と合併して「おいらせ町」となったことに伴い、「おいらせ町民バス」に名称変更。
  • 2007年4月1日 - 旧:百石町域で運行されていたおいらせ病院への送迎をするための「病院送迎バス」、及び、本庁舎と分庁舎等の公共施設を結ぶ「おいらせ町循環バス」(無料運行)を統合・一本化して再編。運行エリアを旧:百石町域にも拡大し、運行経路を一部変更。運賃を一乗車200円均一(小学生以上)に値上げ。
  • 2009年10月1日 - 各線の間木経由において、間木~間木堤間に「東下田」停留所を新設。南回り線・東線の経路を一部変更及びバス停新設・廃止を実施。
  • 2014年12月1日 - 東線の行き1便の始発変更。及び、帰り3・4・5便の経路一部変更などを実施[1]
  • 2015年10月1日 - 南線5便を内回りから外回りに変更。北線の時間配分変更。バス停の新設(南線に「鍋久保西」、東線1便に「旭ヶ丘団地入口」「三沢駅(正面口)」)。実証運行路線を新規に追加などを実施[2]
  • 2016年10月1日 - バス停新設(北線に「旭ヶ丘団地中央」、南線に「向山霊園」、東線・南線に「おいらせSC」)。他、経路変更、時間変更などを実施[3]。また、回数券の販売・取り扱いを開始[4]
  • 2018年4月1日 - バス停新設(老人福祉センター前、町営霊園前)、一部名称変更。実証運行路線を、それぞれ南線・北線として本格運用開始。他、経路変更など。運賃は小学生半額となる[5]。(おいらせ町民バスブックの、お知らせページなどを参照)
  • 2019年6月1日 - バス停新設(住吉一丁目、気比神社前)、経路変更などを実施。
  • 2022年4月1日 - 運行事業者が十和田観光電鉄バスから南部バスに変更。これに伴い、一部路線で減便、東線・南線廃止[6]。(おいらせ町ホームページ・おいらせ町民バスブックの、お知らせページなどを参照)

現行路線

(2023年4月1日現在)

※:主要停留所のみ掲載
※:運行経路上の矢印表記は片方向のみの運行
※:運行経路上の < > で囲んだ停留所は一部便のみ乗り入れ

市街地循環線

  • イオンモール下田 → 間木 → 下田駅前 → 役場本庁舎前 → イオンモール下田 → <百石高校前 → おいらせ病院 → 百石中央 → 役場分庁舎前 → 秋堂 → 染屋 → イオンモール下田>
    • イオンモール下田 - 下田駅線を再編のうえ、新設。

北線

  • 向山駅西口 - 木ノ下小学校 - 三沢駅(正面口・県道8号線沿い、町民バス専用バス停) - DCMサンワ前 - マエダモール前 - 緑ヶ丘東 - 鶉久保 - 旭ヶ丘団地入口 - トライアル前 - 旭ヶ丘団地中央 - 木ノ下南 - 木ノ下農村公園前 - 下田公園 - イオンモール下田 - おいらせ病院 - 百石高校前 - 石田温泉病院前
    • 「向山駅西口」発は朝便、「石田温泉病院前」発は夕便として運行。
    • 夕便は土・日・祝日、お盆期間、年末年始は運休[7]

廃止路線

(2019年6月1日現在)

※:主要停留所のみ掲載
※:運行経路上の矢印表記は片方向のみの運行
※:運行経路上の < > で囲んだ停留所は一部便のみ乗り入れ

東線

  • 行き1便:向山駅西口 → 三沢駅東口 → 二川目境 → 北二川目 → 北一川目 → 百石中学校前 → 洋光台中央 → のびのび館 → 百石案内所 → おいらせ病院 → 分庁舎前 → イオンモール下田
  • 2~5便:イオンモール下田 - 分庁舎前 - おいらせ病院 - のびのび館 - 洋光台中央 - 根岸 - イオンモール下田 - 下田公園 - 豊栄 - 北一川目 - 北二川目 - 和の湯前 - 深沢 - 川口 - おいらせ病院 - 分庁舎前 <←のびのび館> - イオンモール下田

南線

  • 1便:鍋久保 → 本村東 → 下田駅前 → 老人福祉センター前 → 高校前(百石高校)→ おいらせ病院
  • 2~5便:<下田駅前 ← 下田診療所 ← おいらせ町役場前 ← 間木 ← > イオンモール下田 - 下田公園 - 間木 - <おいらせ町役場前 - 下田診療所> - 下田駅前 - 下田診療所 - おいらせ町役場前 - 中下田 - 阿光坊 - 向山駅西口 - 洗平 - <鍋久保> - 本村東 - <赤坂> - 下田駅前 - 下田診療所 - おいらせ町役場前 - 染屋 - 分庁舎前 - おいらせ病院 - <おいらせSC> - のびのび館 - イオンモール下田
  • 6便:下田駅前 → 下田診療所 → おいらせ町役場前 → 間木 → イオンモール下田 → 分庁舎前 → おいらせ病院 → のびのび館 → イオンモール下田 → 下田公園 → 間木 → おいらせ町役場前 → 下田診療所 → 下田駅前 → 赤坂 → 本村東 → 鍋久保 → 洗平 → 向山駅西口 → 阿光坊 → 中下田 → おいらせ町役場前 → 下田診療所 → 下田駅前

北線

  • 1便・6便:三沢駅(正面口) - サンワドー前 - 鶉久保 - 北公民館 - <旭ヶ丘団地中央> - 豊栄 - 高校前(百石高校) < → おいらせ病院 → 分庁舎前 → 染屋 → 下田駅前 → 間木> - イオンモール下田
  • 2~5便: <イオンモール下田→ のびのび館 → 百石案内所 → 分庁舎前 → 染屋 → 下田駅前 → 間木 → > イオンモール下田 - 下田公園 - 豊栄 - 木ノ下屯所前 - 三沢駅東口 - 北公民館 - <向山駅西口> - 苫米地南 - <おいらせ町役場前> - 下田診療所 - 下田駅 < - 老人福祉センター前 - 間木 - 下田公園 - イオンモール下田>

イオンモール下田 - 下田駅線

  • 下田駅前 - 下田診療所 - おいらせ町役場前 - 間木 - イオンモール下田

運賃

中学生以上全区間200円均一(小学生半額、未就学児童は無料。身体障害者割引はない)。

  • おいらせ病院・のびのび館・いきいき館・老人福祉センターの利用者には、各施設にて片道分の無料券を交付。[5]
  • 町民バスの回数券は、一般回数券が11枚綴り、学生回数券が13枚綴りで、いずれも2000円。

その他

  • 運行は十鉄バス(十和田観光電鉄)に委託し三沢案内所(北線・東線)・八戸営業所(南線)が担当[8]。車両は一般路線バス車両を使用し、正面に「おいらせ町 町民バス」(背景が黄色)の垂れ幕を掲げる。
  • 一部停留所は十鉄バスと兼用している。
  • 定期券は発行していない。
  • 十和田観光電鉄の定期券は使用できない。

関連項目

外部リンク

脚注






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