うさぎとかめ_(1935年の映画)とは? わかりやすく解説

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うさぎとかめ (1935年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 19:28 UTC 版)

うさぎとかめ
The Tortoise and the Hare
監督 ウィルフレッド・ジャクソン
脚本 ラリー・クレモンズ
製作 ウォルト・ディズニー
音楽 ダレル・コルカー
フランク・チャーチル
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 1935年1月5日
上映時間 7分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 春の女神
次作 うさぎとかめと花火合戦(うさぎとかめシリーズ)
黄金の王様(シリー・シンフォニーシリーズ)
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うさぎとかめ』(原題:The Tortoise and the Hare)とは、同名のイソップ童話に基づいたウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)によるアニメーション短編映画作品で、シリー・シンフォニーシリーズの一作品である。第7回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した。

続編に『うさぎとかめと花火合戦』がある。

あらすじ

足の速さが何よりも自慢なウサギと、のろまな亀が徒競走で競い合うことになった。自信満々なウサギはマイペースでのんきな亀を見下しており、正々堂々の健闘の証として握手を申し出た亀をからかってバカにする。

競争開始と同時にウサギはロケットスタートで駆け出し、亀は瞬く間に置いて行かれてしまう。

亀と大差をつけたことで勝利を確信して疑わないウサギは、応援にやってきたウサギの女の子たちの前で足を止め、様々なパフォーマンスを見せびらかしながら自分の素早さと足の速さを自慢する。亀に追い抜かれて距離を離されたことを指摘されても微動だにせず、レースを再開して猛スピードで追い上げていいく。

ゴール付近で追いつかれそうなことに気付いた亀は自分の甲羅を両手で持ちあげ、足を長く伸ばして懸命に走り続ける。そしてゴールテープにあと少しで到達する寸前の亀にウサギが追いつきかけた瞬間、亀は首をニュッと伸ばしてテープを切り、僅差でウサギを出し抜いて見事な勝利を収める。

予想外の顛末に地面に転けたまま唖然とするウサギの目に映ったのは、観客の大歓声を浴びながら胴上げされる亀の姿であった。

キャスト

役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 テレビ版
マックス(うさぎ) ネッド・ノートン 関時男 井上真樹夫
トビー(かめ) エディ・ホールデン 滝口順平
スターター ピント・コルヴィッグ 関時男
うさぎの女の子たち マーセリット・ガーナー[1] 土井美加

※テレビ版放送日:1983年11月29日 テレビ東京5夜連続シリーズ スーパーTV』、1988年7月16日 NHK総合『ディズニー 名作アニメーション』他

スタッフ

日本での公開

収録

※この他、現在はパブリックドメインとなっているため、各社からパブリックドメインDVDが発売されている。

脚注

  1. ^ a b Merritt, Russell; Kaufman, J. B. (2016). Walt Disney's Silly Symphonies: A Companion to the Classic Cartoon Series (2nd ed.). Glendale, CA: Disney Editions. pp. 154–155. ISBN 978-1-4847-5132-9 

外部リンク



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