インシチュー採収法
【英】: in-situ recovery method
同義語: 油層内回収法
インシチュー(in-situ)とは「そのままの場所で」という意味で、オイル・サンドやオイル・シェールから油を採取する方法として、サンドやシェールそのものを採掘して地表で砂と分離したり、シェールを乾留したりする方法のほかに、サンドやシェールは地下に残したまま油を地表に採取する方法があり、後者を in-situ 採収法という。オイル・サンドの in-situ 採取法はヘビー・オイル層に対する水蒸気刺激法と同じであり、オイル・シェールの in-situ 採取法は地下乾留法と呼ばれ、地下でオイル・シェールの一部を燃焼させて、その熱で残りのオイル・シェールを地層内で乾留して留出したオイルを地表に採取する方法である。 |

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