ありときりぎりすとは? わかりやすく解説

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ありときりぎりす【蟻と螽蟖】

読み方:ありときりぎりす

イソップ物語にみえる寓話(ぐうわ)の一。夏の間、アリ越冬準備のために働き通しキリギリス歌ってばかりいた。やがて冬になり、備えのないキリギリス飢えて死んでしまう。


ありときりぎりす

作者佐野洋子

収載図書嘘ばっか
出版社マガジンハウス
刊行年月1992.9
シリーズ名Visual Books

収載図書嘘ばっか―新釈世界おとぎ話
出版社講談社
刊行年月1998.3
シリーズ名講談社文庫


アリとキリギリス

(ありときりぎりす から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 05:54 UTC 版)

アリとキリギリス」は、イソップ寓話のひとつ。将来に備えることの大切さを説く。


  1. ^ a b c d 中務哲郎 訳『イソップ寓話集』岩波文庫、1999年。ISBN 400321031X 
  2. ^ 第1章 ギリシア語による「蟻と蝉」Fable114「蟻とクソムシ(kantharos)」〔112話「蟻とセンチコガネ」〕”. インターネットで蝉を追う. 2010年7月25日閲覧。
  3. ^ Egan, Rory. “古代ギリシアのセミ (CICADA IN ANCIENT GREECE)”. Barbaroi!. 2010年7月25日閲覧。
  4. ^ “Xemito, arino coto”. Esopono fabulas. (1593). p. 465. https://dglb01.ninjal.ac.jp/BL_amakusa/show.php?&chapter=3&page=59&size=50&part=1 (大英図書館蔵 天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』画像、国立国語研究所)
  5. ^ 15世紀のラテン語とドイツ語によるシュタインヘーヴェル (de:Heinrich Steinhöwel本ですでにコオロギになっている。参照:小堀桂一郎『イソップ寓話 その伝承と変容』講談社学術文庫、2001年(原著1978年)、196頁。ISBN 4061594958 
  6. ^ 内海周平 訳「とんぼと蟻」『完訳クルイロフ寓話集』岩波文庫、1993年、65頁。ISBN 4003264711 
  7. ^ チャンブル 著、福沢諭吉 訳『童蒙をしへ草』 2巻、尚古堂、1872年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/757889/1/42 
  8. ^ トマス・ゼームス 著、渡部温 訳『通俗伊蘇普物語』1875年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/895204/1/16 
  9. ^ W. Somerset Maugham (1963) [1951]. Collected short stories. 1. Penguin Books. p. 101. ISBN 0140018719 


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