あかまえだれ

デジタル大辞泉

あか‐まえだれ〔‐まへだれ〕【赤前垂れ】

読み方：あかまえだれ

主に近世、宿屋・料理屋・茶屋などの接客の女がつけた赤い前垂れ。また、それをつけた女。

隠語大辞典

赤前垂

読み方：あかまえだれ

1. 塩鮭。－一般赤紙ノ札ヲ附スル習ヒアルヨリ云ヘル隠語。〔第六類　器具食物〕
2. 塩鮭のことをいふ。塩鮭の肉は赤色を呈して居るから。又一般に鮭には赤紙の札を附ける習慣があるから。〔犯罪語〕
3. 塩鮭のことをいふ。一般に鮭には赤紙の札を附ける習慣がある故。
4. 塩鮭。一般に塩鮭を店頭に陳列する際赤紙に値を書き附する習あるより。
5. 塩鮭。一般に塩鮭を店頭にならべるときは赤紙に値段を書いてつけることから。

分類 犯罪語

赤前垂

読み方：あかまえだれ

1. 紅晒の前垂をかけることから転じて飲食店の給仕女のこと。

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