『昭和天皇実録』における記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:48 UTC 版)
「GHQ草案手交時の脅迫問題」の記事における「『昭和天皇実録』における記述」の解説
2014年9月に公表された『昭和天皇実録』には、松本が1946年1月7日に松本私案を奏上した後の2月12日に、昭和天皇が「松本私案」について、次の考えを木下道雄侍従次長に伝えたという記述がある。 松本は自己の在任中に憲法改正を完遂したいとの意思を持っているようであるが、慎重に議論する必要があること、さらに松本は、帝国議会において現行憲法〔明治憲法〕条文のままとする部分に論議が及んだ場合、議会に権能なしとして拒絶する考えというが現実的でない旨を仰せになる。 — 1946年2月12日、昭和天皇が木下侍従次長に伝えた言葉
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