「強く無視可能」な治療の割り当て (SITA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 01:53 UTC 版)
「傾向スコア・マッチング」の記事における「「強く無視可能」な治療の割り当て (SITA)」の解説
ある被験者が共変量 X {\displaystyle X} を持つ(すなわち、条件付き交絡がない)ものとする。治療群およびコントロール群の潜在アウトカムを、それぞれ、 r 0 {\displaystyle r_{0}} 、 r 1 {\displaystyle r_{1}} とする。潜在アウトカムが背景変数 X {\displaystyle X} を条件とする治療 Z {\displaystyle Z} とは独立である場合、治療の割り当ては「強く無視可能である」とされる。Strongly ignorable treatment assignment (SITA) は、以下のように簡潔に記載することができる。 r 0 , r 1 ⊥ Z | X {\displaystyle r_{0},r_{1}\perp Z\,|\,X} ここで、 ⊥ {\displaystyle \perp } は統計的独立性を示す 。
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