「克徳」の読み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 06:57 UTC 版)
経済学者の鈴木邦夫は、白崎秀雄が著書『鈍翁・益田孝』のなかで、「『益田克徳』の読みは『こくとく』が正しく、『かつのり』とは読まない」と述べていることを挙げたうえで、この説が流布してしまっているが、実際には「こくとく」は通称で、正式の読みは「かつのり」であるとする。鈴木はその例証として、The Japan Directoryの1896・1897年版に掲載された東京海上保険(支配人は益田克徳)の英文広告にKatsunori Masudaと表記されていることを挙げている。 『益田克徳翁伝』によれば、家族の者は"こくとく"と呼んでいたという。
※この「「克徳」の読み」の解説は、「益田克徳」の解説の一部です。
「「克徳」の読み」を含む「益田克徳」の記事については、「益田克徳」の概要を参照ください。
- 「克徳」の読みのページへのリンク