「リーマスじいやの話」の話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 07:27 UTC 版)
「ウサギとカメ」の記事における「「リーマスじいやの話」の話」の解説
こちらもウサギと亀が競走する話であるが、内容は大きく異なり、亀が計略を用いてウサギを騙す話となっている。 ウサギとカメが駆けっこをすることになる。しかし、カメはウサギが走る道ではなく、そばの藪の中を走ると主張する。ウサギはこれを了承する。 さて、翌日スタート地点にウサギが来ると、そこにカメが待っているが、実はこれはカメの妻であった。ウサギにはその見分けがつかない。実はカメは家族に指示して、コースの要所要所に彼らを隠れさせ、ウサギが声をかけたら返事するようにしておき、自分はあらかじめゴール地点付近に隠れたのである。スタートするなりウサギは道を走り出す。カメの奥さんは藪に潜り込み、そのまま家にかえってしまう。ウサギがしばらく走って「カメさん、どんな具合だ」と声をかけると、そのたびにカメの家族の誰かが「汗水垂らして走っているよ」などと返事をする。はじめは先行していることを喜んでいたウサギも、いつまでたっても引き離せないのでいらだち、やっとゴールにたどり着くと、すでにカメが待っていた、という話である。
※この「「リーマスじいやの話」の話」の解説は、「ウサギとカメ」の解説の一部です。
「「リーマスじいやの話」の話」を含む「ウサギとカメ」の記事については、「ウサギとカメ」の概要を参照ください。
- 「リーマスじいやの話」の話のページへのリンク