"silicon"や"thomsonite"の命名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 01:48 UTC 版)
「トマス・トムソン (化学者)」の記事における「"silicon"や"thomsonite"の命名」の解説
ハンフリー・デイヴィは1808年にシリカ(silica)から単離した元素に、金属を表す語尾"-ium"をつけて"silicium"という名称を与えていたが、トムソンは1817年、この元素がホウ素(boron)や炭素(carbon)と同様、非金属であると判断して、非金属を表す語尾"-on"をつけて"silicon"と名付けた。これが現在まで使われているシリコンの呼称となる。 1820年、沸石(zeolite)の新種を特定した。同年のAnnals of Philosophyにおいて鉱物学者のヘンリー・ジェイムズ・ブルック(Henry James Brooke)によって「この記事の執筆者にちなんで」トムソンの名からthomsoniteと名付けられた。
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