SC-05D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 18:29 UTC 版)
概要
従来のスマートフォンより大型の有機型ディスプレイとタッチペンを搭載した新しいカテゴリーの製品として開発された。分類上はスマートフォンであり、2012年現在日本で発売されるスマートフォンの中ではメインディスプレイのサイズが一番大きい。ワコムの電磁誘導方式を採用したタッチペンがついており、指でのタッチだけでなくペンでの操作も可能となっている。また、NFCは搭載しているが、おサイフケータイには対応していない。
また、グローバルモデル(GT-N7000)との相違としてはLTEの通信機能が追加されていること、ワンセグの受信機能が追加されていること、その代わりにFMラジオの受信機能が省かれていることが挙げられる。
なお、SIMカードはGALAXYシリーズ初のmicroSIM(ドコモminiUIMカード)専用である。
ドコモから発売された最後のAndroid 2.3で、2012年9月6日にAndroid 4.0にアップデートした。さらに2013年8月5日からはAndroid 4.1のアップデートが配信開始となった。
PCとの同期
Samsung Kies(サムスン キース)といわれるPC連携ソフトをパソコンにインストールすることで、連絡先、カレンダーの編集、保存、Outlookとの同期、さらに、メールやメモ、画像、動画、音楽などの管理、編集が可能となる。またOSのバージョンアップを行う際などにも利用することとなる。
メール・メッセンジャー
- spモードに対応し、iモードメールと同様@docomo.ne.jpのメールアドレスがそのまま利用可能となっている。iモードメール同様、絵文字、デコメール、デコメ絵文字も利用可能となっている。また、メールはリアルタイムプッシュで着信する。
- Android OS 2.3の特徴であるGmailの複数アカウントの同時利用が可能となる。また、Gmailはリアルタイムでプッシュ着信をする。
- 通常のメールアプリでは、複数のPOP、IMAPメールが利用可能であり、moperaメールはプッシュで着信する。
- メッセンジャーでは、Google Talkがプリインストールされている。また、マーケットからWindows Live Messengerをはじめ、様々なメッセンジャーアプリをインストールし、利用することが可能となる。
- エリアメールが搭載されている。なおエリアメールは緊急地震速報にしか対応しない。
ウェブブラウザ
ウェブブラウザはGoogle Chrome Liteベースのものが搭載され、Android OS 2.3の特徴でもあるAdobe Flash Player 11.1がアドオンされている。また、JavaScript(V8)もサポートされている。これにより、パソコンのブラウザとほぼ同等のフラッシュサイト、動画サイトが利用することが可能となり、ブラウザでYouTubeをはじめとした各種動画サイトが利用できる他フラッシュゲームなども動作する。
- ^ 対応プロファイルHSP、HFP、OPP、A2DP、AVRCP、SPP、HID、PBAP、SAP
- ^ 受信時:75Mbps/送信時:25Mbps
- ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
- ^ ただし、緊急地震速報のみ対応。
- ^ “Samsung、「Galaxy Tab 7.7」と5インチディスプレイの「Galaxy Note」を発表”. ITmedia. (2011年9月2日) 2012年6月1日閲覧。
- ^ “「Galaxy Note」、発売5カ月で500万台を販売--サムスン発表”. CNET Japan. (2012年3月29日) 2012年6月1日閲覧。
- ^ Samsung: 10 million Galaxy Notes have been sold, worldwide
- ^ a b c GALAXY Note SC-05Dの製品アップデート情報
- ^ ドコモ「GALAXY Note」のAndroid 4.0更新が一時中断、PC経由は引き続き提供
- ^ ドコモからのお知らせ : Android(TM)4.1、Android(TM)4.2へのバージョンアップ予定製品について | お知らせ | NTTドコモ
- ^ GALAXY Note SC-05Dの製品アップデート情報
- ^ 本ソフトウェアアップデート以降、緊急通報番号(110番、119番、118番)に発信する場合、「緊急通報」画面のダイヤル画面より該当の番号を入力する。
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