KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT
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ネット配信
書籍
- 『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT OFFICIAL GUIDE』(カメンライダー ドラゴンナイト オフィシャルガイド)
- 本作品の公式ガイドブック。一迅社より2010年7月27日発売(ISBN 978-4-7580-1196-9)。
- 『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT 2WORLD 1HEARTS』(カメンライダー ドラゴンナイト 2ワールド 1ハーツ)
- TVシリーズのその後を描いた日本独自の完全オリジナルストーリーの小説版。アメリカでは未発売。イースト・プレスより2010年9月16日発売(ISBN 978-4-7816-0436-7)。著者は真野勝成。
- 特典としてアドベントカードおよびデッキケースのペーパークラフトが封入。カードの図柄は、設定のみで劇中で使用されていないものや、『龍騎』にはない「リンクベント」も含んだ全種となっている。
『2WORLD 1HEARTS』のストーリー
ゼイビアックスとの二つの世界を懸けた戦いから一年後、ベンタラでは解放一周年を祝したパーティが開かれることとなり、キット・テイラーも招待されたが、仮面ライダーとしてモンスター残党と戦うために地球を離れられなかった彼は父フランクに代理を頼む。
そんな折、地球とベンタラのリンクが途切れたという驚愕の知らせを受けたキットは、偶然にも忘れ物を取りに戻っていたレンと合流するも、打開策は浮かばずに事態は刻々と悪化の一途を辿る。ゼイビアックス将軍の加護を受けられなくなっていたモンスター残党が人間を捕食するという手段で増殖し、一大勢力へと復活を遂げようとしていたのだ。
ベンタラからの援軍を期待できない今、陸軍から派遣されたデビッド・スチュアート大佐の指揮の下、ノーマンはかつてゼイビアックスの尖兵として立ちはだかった地球の仮面ライダーを集結させることを決定した。それこそがゼイビアックス将軍をも上回る新たな敵の計画とも知らずに……。
『2WORLD 1HEARTS』の登場人物
ライダーハンター(仮面ライダーハンター)
- デビッド・スチュアート大佐 / 仮面ライダーオニキス / 仮面ライダーオニキス・サバイブモード / 仮面ライダーオニキス・オーバーサバイブ
- 陸軍からノーマンに派遣されたという、第二次アフガン紛争から前線で戦い続けていた叩き上げの軍人。クリスを始め多くの軍人の憧れでもある。温厚な一方で軍人らしい熱い一面もあり、ユープロンとも意気投合していたという。
- しかしその実態は、世界統一とベンタラへの侵略を企む謎の組織からの刺客であり、中東での従軍経験から「米国による軍事的統治が地球に平和をもたらす」という狂信的愛国心を抱いている。ユープロンに友好的だったのもアドベントデッキを手に入れるための芝居だった。
- 仮面ライダーをモンスターと戦わせることで戦闘データをデッキに蓄積させ、用済みとなればコピーベントで仮面ライダーに化けてベントしていた。モンスター残党の主であるマザーモンスターと契約して人々を襲わせていたのも彼で、JTCからは「ライダーハンター(仮面ライダーハンター)」と皮肉られている。
- JTCとドリューがキットに託した情報によって正体が露見すると、DNAロックを解除したオニキスのデッキで変身、キットと用済みになったブライアンをベントしようと企む。ウイングナイトのサバイブカードを奪い彼らを圧倒したが、ベンタラとの通行を妨げていた空間ジャミングを破ったユープロン、レン、ケイス、ヴィックと、アドベント空間から解放された地球の仮面ライダーが救援に駆け付けたことで形勢が逆転。状況を打開するため、さらにドラゴンナイトのサバイブカードを奪ってオーバーサバイブとなる。
- ドラゴンナイトのファイナルベントさえも弾き返し、12人の仮面ライダーを単騎で圧倒する無類の力を手にするが、模造カードの使用と相まってデッキの負担が限界に達し変身が解けた直後、契約のカードを失ったことで契約破棄と見なされ無数のモンスターたちに捕食されるという無惨な最期を遂げた。
- なお、集結したモンスターの群れは人間を捕食し続けて変調をきたした末に融合し、仮面ライダーにとって最強最後の敵となる。
- ブライアン・マース / 仮面ライダーウイングナイト / 仮面ライダーウイングナイト・サバイブモード / 仮面ライダーオニキス
- スチュアートの配下で地球におけるレンの同一存在。レンに成りすましてキットと行動し、仮面ライダーの招集を促した。
- スチュアートの指示を受けてモンスターを操りチョウ兄弟をベントした後、キットと戦うが口封じのため共にベントされかける。キットに救われて己の間違いに気付き、共にサバイブ化したオニキスに立ち向かうが力及ばず、駆け付けたレンにデッキを返した。
- マザーモンスターとの決戦ではキットに促されてオニキスに変身。ドラゴンナイトとの連携技「XR(クロスライダーキック)」で見事に勝利を飾った。
- その後、彼を含めた地球の仮面ライダーは再び記憶処理を受けるものの、前回とは異なりノーマンによる最大限の援助を受けたお蔭で過去に犯した罪状の帳消しや苦しい生活からの脱出を約束された上での帰還を果たし、かつて侵略者に利用された彼らの願いは一年後に形となった。
地球の仮面ライダーの関係者
- イアン
- リッチーが働いている駐車場の先輩。広い心を持つ老人で、不安がるリッチーに「『やりたくないけど、やらなきゃならない』ことを先送りにしても問題が大きくなる」と語り、彼の決意を固めた。
- ジェシカ
- 14歳。チョウ兄弟が世話する子供たちのまとめ役で、二人にとっては妹のような存在。チョウ兄弟の悩みを察し、自分たちの僅かな食料で弁当を作って励ました。兄弟を狙うブライアンに人質にされるが、ブライアンは無関係の人間を殺すような非道な人物ではないため無事に返された。
- ビーン
- 自分たちに従わないチョウ兄弟を圧迫していたストリートギャングのボスで、ステロイドで作り上げたマッスルボディが自慢。二人を追い詰めたところで手下共々突如現れたモンスターに拉致される。
- 「目の前でさらわれたのを見殺しにしたらさすがに気分が悪い」と後を追ったチョウ兄弟の救援も虚しく、僅かな残骸を残して食い殺されてしまった。
商品展開
北米では変身ベルトやアクションフィギュアなど独自のアイテムも発売された。日本での放送が開始された際には、バンダイ以外のメーカーの商品も発売された。
- 北米発売
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- Dx Weapons Kamen Rider Advent Belt
- 変身ベルト。新規造型でプラデラVバックルよりも大きく、劇中同様デッキが縦に回転する。
- Dx Weapons Dragon Knight Dragvisor
- ドラグバイザー。ほぼ同じ形状であるものの音声や一部造型が異なり、鼻根部に音声ボタンがある。カードは絵柄は異なるがオリジナル同様のパンチカードタイプ。
- 日本発売
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- KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT KUBRICK
- メディコム・トイ発売のキューブリック。
- figma 仮面ライダードラゴンナイト
- マックスファクトリー発売のアクションフィギュア。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m 中村均 (2008年8月4日). “2009年、「仮面ライダー」世界へジャンプ みずほ銀行がフィルムファイナンスを担当”. 日経ビジネスオンライン. pp. 1 - 4. 2016年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月8日閲覧。
- ^ a b “米国版「仮面ライダー龍騎」 エミー賞スタント部門で最優秀賞”. アニメ!アニメ! (2010年6月30日). 2018年9月8日閲覧。
- ^ a b 前田浩 (2010年4月7日). “『シールドの向こう側』 楽しかったな~ ありがとう、お面達!”. hiroshiのブログ. 2018年9月8日閲覧。
- ^ a b c 坂本浩一「東映編 仮面ライダーW(ダブル)」『映画監督 坂本浩一 全仕事 ~ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊を手がける稀代の仕事師~』カンゼン、2018年8月9日、61-62頁。ISBN 978-4862554772。
- ^ a b c d e f g h i j k l 前田浩 (2010年4月3日). “『シールドの向こう側』 楽しかったな~ ありがとう、お面達!”. hiroshiのブログ. 2018年9月8日閲覧。
- ^ “ヒーローは地球を救う”. 朝日新聞GLOBE. 2015年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月8日閲覧。
- ^ 『特撮ニュータイプ』2010年2月号インタビューより。
- ^ a b c 「TAMASHII NATIONS CRAZY」『ハイパーホビー』3月号、徳間書店、2009年、32頁。
- ^ 杉口秀樹 (2011年7月3日). “~7,8日目~ Chris Brewster”. エクストリームな生活(日本XMA協会公式ブログ). 2018年9月8日閲覧。
- ^ “Akihiro Haga”. Stunt Directory and Professional Stunt Registry. 2018年9月8日閲覧。
- ^ a b “Aaron Toney”. Stunt Directory and Professional Stunt Registry. 2018年9月8日閲覧。
- ^ “On Set” (英語). Reuben Langdon.com. 2021年2月5日閲覧。
- ^ a b c d “KRDKの撮影で、日本から参加したアクターさんは撮影の都合上13ライダーの殆どのスーツを着ることになったそうですが、現地で雇った『ilram choi』さんだけでも確定してるのが、インサイザー戦のウィングナイト、ウィングナイト戦のトルク、レッドミニオン、ゼブラスカルですからね…口を手で覆った顔 #dragonknight”. 2021年2月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h mckaystewart. “Instagram”. www.instagram.com. 2024年2月16日閲覧。
- ^ “最終話辺りの撮影風景。”. 2021年2月12日閲覧。
- ^ “Looks like Sakamoto”. 20240217閲覧。
- ^ “Nicole Randall”. Stunt Directory and Professional Stunt Registry. 2018年9月8日閲覧。
- ^ “Paul Lacovara”. Stunt Directory and Professional Stunt Registry. 2018年9月8日閲覧。
- ^ a b “Linda Jewell”. Stunt Directory and Professional Stunt Registry. 2018年9月8日閲覧。
- ^ “Marc Shaffer”. Stunt Directory and Professional Stunt Registry. 2018年9月8日閲覧。
- ^ 仮面ライダードラゴンナイト:「龍騎」原作の米ドラマ 日本語版にオリジナルの松田悟志も - MANTANWEB 毎日jp(毎日新聞) 2009年8月31日閲覧
固有名詞の分類
アメリカ合衆国のテレビドラマ |
アメリカン・ヒーロー Invasion -インベイジョン- KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT 名犬ラッシー 堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン- |
深夜特撮 |
マイティ・モーフィン・パワーレンジャー 古代少女ドグちゃん KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT ボイスラッガー 怪奇大家族 |
テレビ朝日の特撮番組 |
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テレビ朝日の深夜ドラマ |
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