JCOM メディア事業部門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 02:05 UTC 版)
概要
ジュピターテレコムは2016年7月(平成28年)現在、合計17の専門チャンネルに出資・運営(#出資・運営チャンネル)しているが、そのうち9チャンネルはメディア部門が直接運営(#J:COMオペレーションチャンネル)に携わり、それ以外のチャンネルには資本参加し、ケーブルテレビ局向け営業など一部業務を請け負っている(#資本参加チャンネル)。
2009年(平成21年)3月までは社内カンパニー制を導入し、組織名を「ジュピターTVカンパニー」とし、ブランド名は「ジュピターTV」を使用していた。
元来は住友商事とアメリカ合衆国の大手MCOであったTCI合弁によって「株式会社ジュピター・プログラミング・ネットワーク(JPC)」として設立。のちに商号を「株式会社ジュピター・プログラミング」に変更し、さらに2006年(平成18年)1月1日には「株式会社ジュピターTV」に変更。
2007年(平成19年)9月に株式会社ジュピターテレコムに吸収合併された。
合併前までにジュピターテレコムと直接の資本関係はなかったが、設立時期がほぼ同時期であり、同じ住商・リバティ系としてMSO(ケーブルテレビ事業統括)とMCO(番組供給事業統括)で事業分担され、事実上の兄弟関係にあたり、ジュピターTVが運営するHDTVチャンネルをいち早く導入したり、ビデオ・オン・デマンド向けコンテンツ供給会社「ジュピターVOD」(2007年11月、ジュピターエンタテインメントに合併)を共同で立ち上げるなど緊密な関係であった。
ちなみに、合併当時ジュピターテレコムの社長だった森泉知行は、2000年から2003年までジュピター・プログラミングの社長を務めていた。
- ^ オフィス移転のお知らせ - ジュピターテレコム 2009年11月26日
- ^ J:COM グループ 新ブランドスローガンを策定「感動を生む。想いをつなぐ。The Entertainmedia Company」新TVCMを3月4日から放映 - ジュピターテレコム 2010年3月3日
- ^ “株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの子会社及びJCOM株式会社が出資する有料衛星放送事業譲受に関する株式取得完了のお知らせ”. 株式会社ノジマ (2021年10月1日). 2021年10月5日閲覧。
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