鹿児島大学教育学部附属中学校 概要

鹿児島大学教育学部附属中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 01:22 UTC 版)

概要

校風
鹿児島大学教育学部附属中学校では、先輩が引き継いできた伝統(不易)を重んじるという校風がある。特に合唱を重視しており、各学級、音楽教科連絡員、パート(ソプラノ、アルト、テノール、バス)ごとにパートリーダーが存在しており、そのリーダーを中心に朝・帰りの会で各クラスごとに合唱する。また、文化祭では2年180人全員合唱、3年クラス合唱が行われる。そして、卒業式に在校生から卒業生に歌われる「タンホイザー行進曲」は学校第2の校歌とも言えるほど、大切に受け継がれている。
めざす生徒像

ゆたかな心をはぐくむ生徒

  • たくましい体をつくる生徒
  • 確かな学力を身に付ける生徒
  • 自分の良さを発揮する生徒
校訓
「真理・理想・剛健・友愛・誠実・自立・雄飛」 - 校舎前面の7本の銀杏に名付けられている。
校章
「中」の文字の上に「附」の文字を重ねている。
校歌
作詞は脇太一、作曲は柳沢浩による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「鹿大附属中」が登場する。1番は1年生、2番が2年生、3番が3年生をモチーフに作詞されている。また運動会の競技においても「若き鷹」「若き花」「若き夢」という競技が存在する。


生徒数
1クラス男子18人女子18人の計36人。1学年5クラス(内部生90人 外部生90人)※内部生とは、鹿児島大学教育学部附属小学校からの進学者を指す。全校生徒540人。※平成30年度より1学年20名減。

きょうだい学級

様々な活動において「きょうだい学級」(例:赤組 1-2,2-2,3-2)で協力して活動を行い、各クラスの教科担任も、きょうだい学級の教員が入る場合が多い。今までは「兄弟学級」と漢字で表していたが、ジェンダーなどの問題に考慮し、平成28年から「きょうだい学級」と変更された。1組は青、2組は赤、3組は黄、4組は緑、5組は白がテーマカラーになっており、運動会や設営コンクールは、その色を基に行うことになる。
ノーチャイム
ノーチャイム制を採用しているため、生徒が学校のチャイムを聴くことは無い。授業前は自ら時計を見て動くことになる。だが、掃除の始まりと終わりだけは放送委員による放送での呼びかけもある。
台湾との交流
2013年には台北市立大直高級中学と条約を結んでおり、姉妹校となっている。毎年9月になると、台北教育大学から留学生も訪れる。
施設
  • 普通校舎は4階建て、1棟のみ。臨時で2階建てプレハブ校舎が建てられていたが改修工事終了に伴い撤去された。
  • 教職員は各教科研究室(例えば国語研究室)に机を持ち、職員室がない。
  • 理科室が2部屋あり、実験講義、学年などで使い分けられている。また、理科準備室(器具室)にはドラフトチャンバーが設置されている。
  • 東側増築部分屋上にはソーラーパネルが設置され、玄関で発電量が表示されている。
  • 剣道場、柔道場がなく、授業の際には鹿児島大学の施設を利用する(他にも行事などで同大学のグラウンド体育館を利用する場合がある)。
  • プールは老朽化により使用されていなかったが、改修を行い、2007年度から使用が開始された。
  • 2008年度より、校舎改築が開始され、2010年2月中旬に完成。2010年4月より、新築校舎が使用されている。
  • 2015年、同窓会の寄付により、体育館に大型のスクリーンが設置。大型の投影機も共にもらう。
  • 2023年、本校者の外壁補修工事とそれに合わせて外壁塗装工事が実施されており、防音シートで覆われており外から校舎を見ることはできないが、内部からは外が見える作りに立っているため太陽光は常に入ってくる状態である。







固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鹿児島大学教育学部附属中学校」の関連用語

鹿児島大学教育学部附属中学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鹿児島大学教育学部附属中学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鹿児島大学教育学部附属中学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS