電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦 装備・戦力

電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 02:36 UTC 版)

装備・戦力

ゲキワザ

ここでは劇場版でのみ使用したゲキワザを記載する。

魂魂弾こんこんだん
ゲキレンジャー3人が激気を極限まで高め、オレンジ色に輝く「激気爆発」状態になり、強烈な突きを1発、そして零距離で止めにもう1発繰り出し、敵の体内に送り込む[10]

巨大戦力

リンビースト
理央とメレがリンギ・招来獣で作り出す臨気を固めた塊が完全実体化したもの。テレビシリーズでは修行その33、47に登場。
2体ともスーパー戦隊Vシネマ『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』では地球から月まで走って現れる。『劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』ではゲキリントージャウルフの合体の際に登場している。
リンライオン
理央がリンギ招来獣によりつくり出すリンビースト。メインカラーは黒。口から臨気のエネルギー波[11]を放つ獅子吼というリンギを使用する他、鋭い牙や爪での格闘戦や刃状の尻尾による斬撃も可能。
ゲキリントージャへ合体する際、頭はゲキトージャの胸部の装甲、胴体と足は両肩の装甲に、背中と尾は武器の激臨剣(尾は刀身、背中は護拳と柄)になる。
リンカメレオン
メレがリンギ招来獣によりつくり出すリンビースト。メインカラーは緑。
ゲキリントージャへ合体する際、ゲキトージャの左腕にしがみつくように合体する。
ゲキリントージャ
ゲキトージャにリンライオンとリンカメレオンが流派を超えて呉越同舟獣拳合体ごえつどうしゅうじゅうけんがったいした拳法巨人。合体完了の際には、「ゲキリントージャ、バーニングアップ!」と叫ぶ。ゲキレンジャー3人に理央とメレを加えた5人で操縦する。全能力でゲキトージャを上回る。この合体をジャンは力を一緒に合わせるという意味の「ネイネイのホウホウ」と表現している[12]。テレビシリーズの修行その33にも登場。
武具はリンライオンの尾が変形した巨大な剣激臨剣げきりんけん[13][14]
必殺技は大頑頑拳の回転力を利用して敵に突撃し、激臨剣ですれ違いざまに敵を連続で斬る激激臨臨斬げきげきりんりんざん[13][14]。この技はゲキワザでもリンギでもない奥義として扱われている[注釈 2]
リンギ
獅子吼ししこう[13][14][注釈 2]
胸部の獅子の口からエネルギー衝撃波を放つ。リンライオンの技と同様。
吊姿固つるしがため[13][14]
リンカメレオンの口から伸ばした舌で敵の動きを封じる。
諸元
銘観音
身長 58 m[6]
体重 3,830 t[6]
銘観音メカンノン[注釈 3]
銘功夫スパイダー拳を使う[15]クモ型の様々な生物の動きを越えた機械生命体。ヤンの島の大観音像にカモフラージュされていた。香港の町を夜の闇で覆いつくし、6本の腕の鎌を操り、振り上げた6本の腕の鎌を大上段から振り下ろす銘功夫焔裂断えんれつだんや銘観烈風斬[7]、6本の腕で敵を後ろへ投げ飛ばす銘観おとし[9]などでゲキトージャを圧倒する。
  • 特撮監督の佛田洋からの6本腕という要望を受け阿修羅のイメージで描かれた[8]。腕は操演ではなく後ろに立った人間が腕を出して演じており、背中の円盤は合成で後ろの部分を消しやすいよう付けられた[8]

注釈

  1. ^ 資料によっては名称を機械人と記述している[8]
  2. ^ a b 書籍『獣拳戦隊ゲキレンジャー超全集』では、ゲキワザと記載している[13]
  3. ^ 資料によっては超機械生命体銘観音と記述している[9]
  4. ^ 乾坤一擲武術会の参加者としても顔出し出演している[17]
  5. ^ 次作以降も映画公開時期にはこの流れが定着している。
  6. ^ エンディングでは修行その22~23がメイキング映像、修行その24~25では製作発表会見の映像も使用。ただし、系列外遅れネット局での放送時やDVDソフト収録時には通常エンディングに差し替えられており、以降の作品も同様。

出典

  1. ^ 2007年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  2. ^ a b c パンフレット 2007, 「拳を交えた獣たち 獣拳戦隊ゲキレンジャー キャスト&スタッフインタビュー 中澤祥次郎(監督)」
  3. ^ a b 超全集 2008, pp. 58–59, 「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦」
  4. ^ a b c PiKaPiKa 2008, pp. 58–61, 「〈コラム〉獣拳解説」
  5. ^ 宮島和弘 編「たぎる過激気は正義のために! 獣拳戦隊ゲキレンジャー 荒川稔久INTERVIEW」『東映ヒーローMAX』 vol.22(2007 SUMMER)、辰巳出版〈タツミムック〉、2007年9月10日、52頁。ISBN 978-4-7778-0416-0 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 21st 7 2017, pp. 24–25
  7. ^ a b c d e f g 宇宙船YB 2008, p. 18, 「MOVIE CHARACTERS」
  8. ^ a b c d e f g h 百化繚乱 下之巻 2012, pp. 272–273, 「獣拳戦隊ゲキレンジャー 27-32」
  9. ^ a b c 映画超百科 2007, p. 44.
  10. ^ 映画超百科 2007, p. 39.
  11. ^ 映画超百科 2007, p. 48.
  12. ^ 超全集 2008, p. 48.
  13. ^ a b c d e 超全集 2008, p. 47, 「全ゲキビースト&拳法巨人大図鑑」
  14. ^ a b c d 21st 7 2017, p. 17, 「巨大拳士」
  15. ^ 超全集 2008, p. 59.
  16. ^ 福沢博文”. 株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー. 2011年4月27日閲覧。
  17. ^ a b c パンフレット 2007, 「拳を交えた獣たち 獣拳戦隊ゲキレンジャー キャスト&スタッフインタビュー 鈴木裕樹 福井未菜 高木万平 荒木宏文 平田裕香」
  18. ^ 下園愛弓 – JAPAN ACTION ENTERPRISE”. 2020年4月22日閲覧。
  19. ^ JAE公式サイト”. 2020年3月13日閲覧。





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