錦笑亭満堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/09 01:03 UTC 版)
来歴
実家は東京都板橋区常盤台の『末高歯科医院』。母親はピアノ講師・洗足学園音楽大学元講師[1]の末高明美。
1999年2月、お笑い芸人「末高斗夢」でデビュー（ホリプロコム所属、2011年9月14日まで）。
2011年8月、落語家の三遊亭好楽に入門し「三遊亭こうもり」として活動していくことを発表[2]。
2013年2月、R-1ぐらんぷり決勝進出。東京の落語家、前座としては初の決勝進出。
2014年4月、伊勢神宮 外宮せんぐう館において落語家初の奉納落語を行った。
2014年9月、二つ目昇進および高座名を「三遊亭とむ」に改名。出囃子は『石段』。
2015年11月11日、一般女性と結婚[3]。
2016年5月28日、ヒルトン東京で挙式・披露宴を行った[4]。
2017年10月31日、第一子となる男児が誕生し、エイベックス・マネジメントの所属になったことを合わせて発表した。
2021年3月12日、第二子の女児が誕生[5]。
2021年5月24日、株式会社プロダクション末高を設立し、代表取締役に就任した。
2022年1月15日、D1だじゃれグランプリ加須オープン優勝。
2022年12月6日、翌2023年7月1日に真打に昇進、高座名を「
6月18日、椿山荘で昇進披露パーティーが開催され、演芸関係者・タレント・各企業の重役など600人以上の来賓が門出を祝った。司会は福島暢啓と田口万莉[8]。
真打昇進初日の7月1日から同月10日までお江戸両国亭での「円楽一門両国寄席」（定席興行）は真打昇進披露の特別興行として、全日主任を務めるほか、師匠好楽を始めとした円楽一門会のみならず他協会の落語家・タレントが日替わりゲストとして出演、大入り満員となった。
| 日付 | ゲスト1 | ゲスト2 | ゲスト3 |
|---|---|---|---|
| 2023年7月1日 | 桂雀々 | 桂春蝶 | できたくん |
| 2023年7月2日 | 桂米助 | 笑福亭べ瓶 | べ瓶と満堂（コントユニット） |
| 2023年7月3日 | 立川ぜん馬 | AMEMIYA | 伊藤夢葉 |
| 2023年7月4日 | 五明楼玉の輔 | 小島よしお | |
| 2023年7月5日 | 笑福亭鶴瓶 | 林家あずみ | 宮田陽・昇 |
| 2023年7月6日 | 春風亭昇太 | 好楽＆ビッグスモールン | |
| 2023年7月7日 | 渡辺正行 | 金原亭世之介 | X-GUN |
| 2023年7月8日 | 林家たい平 | 三遊亭小歌 | スティファニー＆満堂（マジック） |
| 2023年7月9日 | 林家木久扇 | 上々軍団[9] | |
| 2023年7月10日 | 三遊亭小遊三 | （末高斗夢） |
全国30か所あまりでの披露公演を経て、2024年1月21日に日本武道館で「三遊亭とむ 改メ 錦笑亭満堂 真打昇進披露興行 ～満堂フェス in日本武道館」を多数のゲストを迎えて開催した。国家独唱はウエンツ瑛士、口上に並んだのは満堂・好楽・立川生志・笑福亭べ瓶・三遊亭王楽（司会）[10]。総合司会は福島暢啓、田口万莉。その他のゲストはチェッキ娘、井戸田潤、東京ダイナマイト、サンドウィッチマン、タイムマシンーン3号、ナイツ、上々軍団、DJ KOO、ピコ太郎、AMAMIYA、CyberAgent Legit、心馬、花柳達真、西寄ひがし、クリス・ハート、できたくん、大納言光子、新宿カーボーイ。6000人の観客を前に満堂が披露したトリネタは「芝浜」[11]。
注釈
出典
- ^ “教員・指導員紹介「末高明美」”. 洗足学院大学. 2019年12月29日閲覧。
- ^ ご報告
- ^ “三遊亭とむ結婚、お相手は石原さとみ似の一般女性”. 日刊スポーツ (2015年11月13日). 2015年11月13日閲覧。
- ^ “落語家三遊亭とむが挙式 笑点新メンバー選出なるか”. 日刊スポーツ. (2016年5月29日) 2016年5月30日閲覧。
- ^ "三遊亭とむ、第2子の長女誕生を発表". スポーツ報知. 報知新聞社. 14 March 2021. 2021年3月14日閲覧。
- ^ 三遊亭とむ、来年7月に真打昇進 高座名は春風亭小朝命名の錦笑亭満堂に 24年1月に武道館で真打昇進興行 - ORICON NEWS 2022年12月6日
- ^ 真打昇進の三遊亭とむが来年7月に「錦笑亭満堂」へ改名、命名は春風亭小朝
- ^ 『東京かわら版 2023年8月号』東京かわら版、2023年7月28日、36頁。ISBN 9784910085364。
- ^ 出演を予定していた東京ダイナマイトがハチミツ二郎体調不良のため変更となった。
- ^ 三遊亭王楽 (2024年1月21日). “満堂フェスin日本武道館”. 王楽のぽよよんブログ. ameba blog. 2024年1月28日閲覧。
- ^ 「三遊亭とむ改め錦笑亭満堂、『満堂フェス』に6000人 「まさか武道館でやれると思っていなくて」」『中日スポーツ』、2024年1月21日。
- ^ 末髙斗夢ダジャレマスコットホリプロコム オフィシャルホームページ（アーカイブ）
- ^ 三遊亭とむ改メ錦笑亭満堂チャンネル(@user-zc6zu5dc4z) (2023年6月24日). “昇進します！三遊亭とむ改メ錦笑亭満堂「真打昇進披露宴」（ダイジェスト）”. Youtube. 2023年7月1日閲覧。
- ^ a b c 2006年2月号『お笑いポポロ』（麻布台出版社）より。
- ^ “【満堂フェス】チェキッ娘、14年半ぶり“再集結” 大ファンの満堂も感激「ずっと番組見ていました」”. オリコン (2024年1月21日). 2024年1月21日閲覧。
- ^ R-1ぐらんぷり、落語家が10年ぶり決勝進出！ 桂三度と三遊亭こうもり
- ^ “三遊亭とむ、「いだてん」で頻繁に見切れる姿がネット上で話題”. 日刊スポーツ (2019年2月1日). 2019年3月9日閲覧。
- ^ “ヒグチアイ、5thアルバム『未成線上』から落語家・錦笑亭満堂主演「大航海」MV公開 | OKMusic”. okmusic.jp (2024年2月2日). 2024年2月12日閲覧。
- 錦笑亭満堂のページへのリンク
