銀塩写真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 07:31 UTC 版)
銀塩写真(ぎんえんしゃしん)は、乾板や写真フィルム、さらには印画紙に、銀塩(ハロゲン化銀)を感光材料として使用する写真術による写真である[1][2]。銀塩写真のうち、写真フィルムを使うものをフィルム写真という。銀塩写真用のカメラを銀塩カメラ、またそのうちで写真フィルムを使うものをフィルムカメラと称する[2]。銀塩写真においては、フィルム等の感光媒体の表面にある、ハロゲン化銀を含んだ感光乳剤に光を当て、潜像として記録する。そののちゼラチンシルバープロセスなどの処理方法に沿って現像し、さらに引き伸ばしによって写真(プリント)を得る。これらは伝統的には全て光学的および化学的な過程のみでおこなわれていた。近年では撮像素子によるスキャンやプリンタによる印刷などといった機材が途中に入ることもある。
- ^ デジタル大辞泉『銀塩写真』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉『銀塩』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉『フィルムベース』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ a b c d カメラマン写真用語辞典『フィルムベース』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ a b c デジタル大辞泉『乳剤』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ a b c カメラマン写真用語辞典『乳剤』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ カメラマン写真用語辞典『UVフィルター』 - コトバンク、2011年12月15日閲覧。
- ^ 写真化学修復師 村林孝夫
- ^ 写真化学修復師 村林孝夫テレビ東京「匠の肖像」2008/2/8
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