遊☆戯☆王5D's WORLD CHAMPIONSHIP 2011 OVER THE NEXUS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/26 18:55 UTC 版)
登場人物
主人公と仲間たち
- 主人公
- クラッシュタウンで生まれ育った少年あるいは少女。クラーゾと共に平和に暮らしていたが、いつかライディング・デュエルの大会で優勝することを夢見続けていた。サテライトに買い出しで訪れた際、サテライトを統一した伝説の4人組、チーム・サティスファクションと交流を持つ。D・ホイーラーとしての資質が目覚め始めると、クラーゾの誘いでシティに引っ越し、トオル・ミサキと共にWRGP(ワールド・ライディング・デュエル・グランプリ)に出場し、優勝を目指す。
- クラーゾ
- 主人公の祖父[3]。主人公やトオルに対してやや偉そうな口調で喋るが、その裏には親同前の思いやりが見え隠れしている。D・ホイーラーであった主人公の両親が事故死したことを受けて主人公にはD・ホイールに搭乗して欲しくないと思ってはいたが、同時に血は争えないということも認識しており、主人公のベッドの下に隠してあった地下室で密かにD・ホイールの準備をしていた。やがて主人公の思いを受け止めてその地下室の存在を明かし、D・ホイールを与えて共にシティへ転居する。雲魔物デッキを使用する。
- トオル
- 主人公の幼なじみ。主人公と彼の両親は皆D・ホイーラーであり、4人でクラッシュタウンに住み着いたことで共に生まれ育ってきた。大らかな性格で常に前向きな正義漢。主人公同様にD・ホイーラーとして大成したいと思っており、D・ホイールを完成させ、主人公より一足先にシティへ引っ越していく。シティでミサキと知り合い、やがてミサキが主人公を連れてきたことで再会を果たし、この3人でWRGPに出場するためのチームを結成[注釈 1]。「スクラップ」デッキを使用する。
- ミサキ
- 主人公がシティに進出して間もなく出会った不思議な雰囲気を持つ少女。出会った時点でトオルとも仲間になっていた。青い髪を上で風変わりな包め方をしており、ハート形のペンダントを身に着けている。口数は非常に少ないが、言いたいことはきっちり言ってみせる。毒舌じみた発言をしてトオルを困らせることもあるが、それ以上にとてつもない照れ屋であり、感謝されると「えう…」と言葉を詰まらせて赤面してしまう。WRGPに向けて結成されたチームではメカニック兼D・ホイーラーを務める。「エレキ」デッキを使用する。
クラッシュタウンの住人
- ウェスト
- 主人公やトオルを慕う少年。機械族デッキを使用する。
- ニコ
- ウェストの姉で、やんちゃなウェストとは対照的にしっかり者。植物族デッキを使用する他、詰めデュエルの出題も行う。
- バーバラ
- 花屋を営んでいる謎めいた女性。ハーピィデッキを使用する。
- マルコム
- 鉱山を独り占めするべく、ラモングループと対立を続けている。X-セイバーデッキを使用する。
- ラモン
- 鉱山を独り占めするべく、マルコムファミリーと対立を続けている。宝玉獣デッキを使用する。
- セルジオ
- ウェストとニコの父親。マルコムファミリーとラモングループの戦争が始まった際に鉱山に連れ込まれ強制労働を強いられていた。生きる希望を失い、鉱山に連れ込まれた鬼柳を落石から助けて転落してしまうが、それが鬼柳に生き様を見せる決意を持たせることになった。アニメではその後生死不明のままであったが、エンディング後に記憶を失った状態で生存しており、ウェストとニコからのプレゼントであったペンダントを発見して渡すと無事に記憶を取り戻し、見事生還を果たす。機械族を中心としたデッキを使用する。
- ロットン
- マルコムの弟。ラモンを倒すために修業から帰ってきた。フルバーンデッキを使用する。
- 鬼柳京介(きりゅう きょうすけ)
- かつてチーム・サティスファクションのリーダーだった男。しかし遊星達に迷惑をかけた[注釈 2]ことで生きる希望を失いクラッシュタウンに流れ着き、ラモンの用心棒となっていた。デュエルに敗れたことで、バーバラの罠に嵌った主人公、遊星と共に鉱山に連れ込まれるが、その中で必死に自分を助けてくれたセルジオの姿を見て「自分の生き様」を見せて街を救うべく奮闘する。最後に主人公との共闘でロットンを倒して街を解放、「サティスファクションタウン」と改称した街に残ることを決めた。その後は主人公がかつて暮らしていた家で過ごしている。サティスファクション時代はデーモン、再登場以降はインフェルニティデッキを使用する。
チーム・5D's
- 不動遊星(ふどう ゆうせい)
- チーム・5D'sのエース。どんな時でも諦めない強い心を持つ。メカニックとしても高い腕前で、サテライトで主人公と出会った際にはトオルが欲しがっていた物よりはるかに高性能なパーツを自作してみせた。主人公がシティに進出したことで再会し、お互いにWRGP優勝を目指す。シンクロ召喚を主軸としたウォリアーデッキを使用する。
- ジャック・アトラス
- 遊星のライバル。一本気で高圧的ながらも正義感は強く、自分のD・ホイールを盗んだシドにも全力で立ち向かっていった。パワーを重視したドラゴンデッキを使用する。
- クロウ・ホーガン
- 遊星のライバル。サテライトでリリを連れてきた主人公を誘拐犯と勘違いしたことが初めての出会いだった。シティ進出後はD・ホイーラー仲間として親しく接してくれる。BF(ブラックフェザー)デッキを使用する。
- 十六夜アキ(いざよい あき)
- 遊星の仲間で、つい最近D・ホイーラーになったばかり。スピードに魅せられ、ライディング・デュエルに挑む。植物族デッキを使用する。
- 龍亞(るあ)
- 遊星を慕う少年。デュエル・アカデミア小等部所属。デュエルが大好きで陽気な少年。D(ディフォーマー)デッキを使用する。
- 龍可(るか)
- 龍亞の双子の妹。龍亞とは対照的に真面目な性格。シモッチバーンデッキを使用する。
- ブルーノ
- メカニックを務める記憶喪失の青年。とても明るい性格で、機械いじりが大好き。アニメからの設定の変更については後述。
イリアステルの三皇帝
「未来を変える」ことを目標に「サーキット」を完成させネオ童実野シティを消滅させようと企む。チーム・5D'sと対決すべく歴史を改ざんし、チーム・ニューワールドとしてWRGPに参戦してくる。全員が機械の体を持つ。アニメでは最終的に3人が合体した真の姿「アポリア」として戦いを挑んできたが、今作では合体することはない。
- プラシド
- 「機皇帝ワイゼル∞」を使う青年。高圧的かつ行動的で、目的達成を早めるためにゴーストを送り込み、いち早くシティを消滅させようと目論む。自身をD・ホイールと合体させてライディング・デュエルを行う。主人公に一度敗北して以来、主人公を倒すことに執着する。自壊効果を持つモンスターを多用しエースであるワイゼル∞の召喚を狙うデッキを使用する。
- ルチアーノ
- 「機皇帝スキエル∞」を使う少年。口が悪く、奇妙な笑い声を上げる。デュエルディスクとスケートボードを一体化させたデュエルボードでライディング・デュエルを行う。プラシドと同じく自壊効果を持つカードと戦闘耐性を持つモンスターを入れたデッキを使用する。
- ホセ
- 「機皇帝グランエル∞」を使う、三皇帝のリーダーで実質的ラスボス。目的達成のために冷酷かつ手段を選ばない。プラシド同様自身をD・ホイールと合体させてライディング・デュエルを行う。他の2人同様自壊効果を持つモンスターに加えグランエル∞の効果を生かすためのライフ回復カードを搭載しさらにワイゼル∞とスキエル∞も投入したデッキを操る。
その他の登場人物
- ゴースト
- イリアステルが送り込んだライディング・ロイドの軍団。プラシドはディアブロと呼ぶ。大量A(アーリー)・ボムを使って各地のD・ホイーラーを襲撃する。デュエルの際はA・O・J(アーリー・オブ・ジャスティス)を中心としたデッキを使用する。なお、ゲームクリア後に1体だけ生き延びたゴーストが現れる。
- 偽ジャック
- 体に黒みがかかったジャック。主人公を見つけるや否や、強引にデュエルを仕掛けてくる。このジャックもまた、イリアステルが実験のため送り込んだライディング・ロイドの一種だった。エンディング後、ある人物の依頼で修理されることとなる。ジャックの物に近いドラゴン族を中心としたシンクロデッキを使用する。
- 謎のD・ホイーラー
- D・ホイールで練習走行を続けていた主人公の元に突如現れた女。サングラスをかけており素性は不明。先端が異様に長いD・ホイール「オメガホーク」に搭乗する。主人公に対し、「スピードの限界を超え、シンクロ召喚を進化させる必要がある」と言い残し去って行った。
- その正体はミサキであり、主人公がゴースト撃破のため公道に赴くと同時に自分の容姿を一瞬にして変化させ、ゴースト軍団に苦しめられる主人公をサポートした。結局最後まで主人公に正体を明かすことはなかったが、三皇帝を撃破しWRGP優勝を果たした主人公にそれまで見せなかった笑顔と共に「いい未来をありがとう」と言い残したことから、彼女も未来から来た可能性がある。
- アニメではブルーノが謎のD・ホイーラー=アンチノミーであり、三皇帝=アポリアと共に歴史を変えるべく未来から送り込まれた刺客だった。今作ではその設定が根本から変更されており、謎のD・ホイーラーとしての性別も男から女に変更されている。また、この設定変更の影響で、ブルーノは最後まで記憶を取り戻すことはない。
- トルンカ
- エンディング後に出現する魔法使いの精霊。元々は老人だが、マイナスの呪いが解けていないため子供の姿である。口調は老人的おっちょこちょいな一面もある。各地に残るデュエリストの残留思念をパソコンに反映させ、デュエルシミュレーターとして出現させた。エンディミオンデッキを使用。デュエルに勝利するごとに、主人公の顔を整形させるかどうか選択でき、整形を望むとランダムに顔が変化する。
- レグルス
- トルンカと共に精霊界で過ごす獅子の精霊。彼もまた人語を話せる。光属性デッキを使用。
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注釈
出典
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