苺ましまろ
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テレビアニメ
2005年7月15日から10月14日までTBSで、同年8月5日から10月28日までBS-iで放送された。全12話。作品自体は16:9のハイビジョンサイズで製作されているが、TBSでは画面の左右を切って4:3のスタンダードサイズにして放送された。
演出の特徴として、原作にある独特の間をあらわすために、音楽を少なくして声優の演技や効果音を前面に打ち出している[10]。
スタッフ
- 監督・構成 - 佐藤卓哉
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 坂井久太
- メカニックデザイン・小物デザイン - 渡辺義弘
- 美術監督・美術設定・美術 - 大野広司
- 色彩設計 - 馬庭由佳
- 編集・総撮影監督 - 田中恒嗣
- 撮影監督 - 佐々木正典、樋口哲治
- 音響監督 - 明田川仁
- 音楽 - 渡辺剛
- プロデューサー - 関戸雄一、梅澤淳、後藤秀樹、金庭こず恵、源生哲雄
- アニメーションプロデューサー - 安西武、西岡大輔
- アニメーション制作 - 童夢
- 製作協力 - ジェネオンエンタテインメント、メディアワークス、ジェネオンエンタテインメント(U.S.A)、ムービック
- 製作 - 苺ましまろパートナーズ、TBS
主題歌
- オープニングテーマ「いちごコンプリート」
- 作詞 - くまのきよみ / 作曲・編曲 - 渡辺剛
- 歌 - 千佳(千葉紗子)・美羽(折笠富美子)・茉莉(川澄綾子)・アナ(能登麻美子)
- エンディングテーマ「クラス・メイト」
- 作詞 - くまのきよみ / 作曲・編曲 - 上野洋子 / 歌 - 折笠富美子
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | バースディ | 佐藤卓哉 | おざわかずひろ | 越智信次 | |
2 | アナ | 横手美智子 | 神戸守 | 阿部達也 | |
3 | 家庭訪問 | 花田十輝 | あべたつや | 米田光宏 | 大河原晴男 |
4 | アルバイト | 池端隆史 | 三芳宏之 | 立田眞一 | |
5 | そいね | 平見瞠 | 佐藤竜雄 | 太田雅彦 | 清丸悟 |
6 | 真夏日 | 横手美智子 | 神戸守 | 阿部達也 | |
7 | 海水浴 | 花田十輝 | 米田光宏 | 大河原晴男 | |
8 | お祭り | 平見瞠 | おざわかずひろ | 阿部達也 | |
9 | 育ちざかり | 花田十輝 | おざわかずひろ | 楠本巨樹 | 柳瀬譲二 |
10 | 花 | 横手美智子 | 池端隆史 | 太田雅彦 | 清丸悟 |
11 | 初雪 | 花田十輝 | 神戸守 | 越智信次 坂井久太 | |
12 | プレゼント | 平見瞠 | 佐藤卓哉 神戸守 |
おざわかずひろ | 坂井久太 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 東京放送 | 2005年7月15日 - 10月14日 | 金曜 1:55 - 2:25(木曜深夜) | TBS系列 | 製作局 |
日本全域 | BS-i | 2005年8月5日 - 10月28日 | 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) | TBS系列 BS放送 |
|
TBSチャンネル2 | 2013年12月12日 - 12月19日 | 火曜 - 土曜 1:00 - 2:00(月曜 - 金曜深夜) | TBS系列 CS放送 |
2話連続放送 | |
AT-X | 2017年9月19日 - 12月5日 | 火曜 23:00 - 23:30 | CS放送 | リピート放送あり |
TBS 金曜1:55 - 2:25(木曜深夜)枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
苺ましまろ
|
DVD
ジェネオンエンタテインメントより、全6巻が発売された。
- 第1巻(2005年9月22日発売)初回版GNBA-1100
- 第2巻(2005年10月21日発売)GNBA-1102
- 第3巻(2005年11月25日発売)GNBA-1103
- 第4巻(2005年12月22日発売)初回版GNBA-1107
- 第5巻(2006年1月25日発売)GNBA-1105
- 第6巻(2006年2月24日発売)GNBA-1106
注釈
- ^ レギュラー扱いではあるが作者都合による休載が非常に多いため、現在では事実上の不定期掲載である。詳細は作者の項目を参照のこと。
- ^ 告知文によると学校付近で不審者として警察に職務質問を受けた者もいるという。
- ^ 原作中では原付免許しか持っていないが何度か普通自動車の運転もしており、「免許取ったの?」と聞かれた際には「今年から(免許取得は)届出制になったからすぐ取れた」と誤魔化していた。
- ^ ばらスィーによる同人誌『pitching machine』では、伸恵が同級生の男子にフラれた際に相手が同性愛者だったことが判明し、それ以来女性少女愛者になってしまったという経緯が描かれている。
- ^ 原作では持ち主が美羽である物も一緒くたにされている。
- ^ しかし連載初期ではマールボロらしき銘柄を吸っていた他、セブンスターも吸っていたことがあるらしい。
- ^ 学校であろうが自宅であろうが、美羽がボケた時はほとんどの場合そのボケを全部拾っている。
- ^ 伸恵や美羽のいたずらとして顔に落書きをされ、それに長時間気付かないでいることが作中での定番ギャグのひとつである。
- ^ 次のコマでうつ伏せに倒れている、または頭にタンコブができているオチが特徴。
- ^ ただし、一部のカラーイラストやゲーム版においては全体がアナと同様の金髪で、先端が焦茶色。
- ^ ただし、アナが転校して来る前でも、一応学校で生活できていた。
- ^ この他にも男性の端役の声を多数演じている。
出典
- ^ a b キネマ旬報映画総合研究所 編『“日常系アニメ”ヒットの法則』キネマ旬報社〈キネ旬総研エンタメ叢書〉、2011年6月3日、25,30,134,148,156頁。ISBN 978-4-87376-359-0。
- ^ a b 浅羽通明「§12 ループの時代を超えていくために 平成ユートピアの囚われ人――『けいおん』『上海バンスキング』ほか」『時間ループ物語論――成長しない時代を生きる』洋泉社、2012年11月9日、274頁。ISBN 978-4-8003-0018-8。
- ^ 小森健太朗「§弐-4 《あずまんが大王》から《日常》へ~〈空気系〉概論」『神、さもなくば残念。[2000年代アニメ思想批評]』作品社、2013年5月10日、111頁。ISBN 978-4-86182-437-1。
- ^ Les petites fraises | Kurokawa
- ^ “苺ましまろ:4年ぶり新刊 「かわいいは、正義!」でおなじみの人気マンガ”. まんたんウェブ. (2013年3月23日) 2022年11月29日閲覧。
- ^ “"Cute is as Cute Does"”. www.dvdtalk.com. www.dvdtalk.com (2006年11月1日). 2022年4月30日閲覧。
- ^ 電撃大王編集部『苺ましまろ完全ビジュアルブック』アスキー・メディアワークス 2006年 60p.
- ^ “浜松市舞台の「苺ましまろ」描いた“萌えタク”3台運行開始 静岡”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2011年3月3日) 2011年3月7日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 原作4巻における主要キャラクターに対するインタビューでの回答。ただし免許証には「昭和61年10月29日」と表記されているほか、アニメで誕生日を祝われる場面では桜が咲いており、またその月の「18日」とされるなど設定に一貫性がない。
- ^ 「2005年新作アニメリーグ キックオフ直前情報!!」『アニメディア』第25巻第7号、学習研究社、2005年7月1日、28頁、2012年9月18日閲覧。
固有名詞の分類
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