琴平急行電鉄線 輸送・収支実績

琴平急行電鉄線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/30 13:26 UTC 版)

輸送・収支実績

年度 乗客(人) 営業収入(円) 営業費(円) 益金(円) その他益金(円) その他損金(円) 支払利子(円) 政府補助金(円)
1930 293,906 40,039 46,613 ▲6,574 減資差益金40,135 17,080
1931 472,787 53,544 82,909 ▲29,365 48,039
1932 453,468 48,646 71,974 ▲23,328 雑損1,000 49,024 17,060
1933 535,454 51,748 73,242 ▲21,494 減資差益金93,989 雑損823 48,341 38,317
1934 534,346 50,486 78,233 ▲27,747 雑損931 43,022 66,946
1935 570,246 54,703 83,658 ▲28,955 雑損5,469 40,400 66,874
1936 555,695 52,912 81,432 ▲28,520 雑損1,645 37,765 67,067
1937 637,592 63,948 79,368 ▲15,420 雑損6償却金9,586 34,992 60,224
1939 744,972 73,743 87,707 ▲13,964 償却金16,604 23,064 53,632
1941 867,576
  • 鉄道統計資料、鉄道統計各年度版

車両

  • デ1形
    開業に際してデ1 - 3・5 - 7の6両が1929年(昭和4年)に日本車輌製造で新製された。この6両が唯一の旅客車両であり、営業休止まで使用された後、1944年(昭和19年)3月に全車名古屋鉄道へ譲渡されている。

その他、詳細不明ながら電動貨車を1両保有していた。

主な廃線跡

丸亀市川西町北にあった川西駅はJA川西支店付近にホーム部分であるコンクリート部分だけが長年田畑と雑草に囲まれた状態で遺っていたが、2009年(平成21年)に撤去された。

高松琴平電気鉄道琴平線は榎井 - 琴電琴平間で土讃線をアンダークロスするが、その北側に琴平急行電鉄が琴平線と並んで土讃線をくぐっていたガード跡が残っている。

坂出インター西を流れる大束川(だいそくがわ)付近に、橋台と築堤跡が残る。


  1. ^ 1934年時点『全国乗合自動車総覧』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『広島逓信局管内電気事業要覧. 第12回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1926年12月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『日本全国諸会社役員録. . 第37回(昭和4年)』『地方鉄道及軌道一覧:昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1930年4月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 「鉄道免許一部失効」『官報』1934年3月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 「鉄道免許取消」『官報』1935年5月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 11号 中国四国、新潮社、2009年、51頁。ISBN 978-4107900296 


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