火まつり (映画) 火まつり (映画)の概要

火まつり (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 13:47 UTC 版)

火まつり
監督 柳町光男
脚本 中上健次
製作 清水一夫
出演者 北大路欣也
太地喜和子
音楽 武満徹
撮影 田村正毅
編集 山地早智子
配給 シネセゾン
公開 1985年5月25日
上映時間 125分
製作国 日本
言語 日本語
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中上健次のオリジナル脚本により、古代の神話そのままの熊野を舞台に中上ワールドを映像化している。公開5年前の1980年に二木島町で実際に発生した熊野一族7人殺害事件がモデルになっている。

あらすじ

山と海に囲まれた田舎で家族と暮らす達男(北大路欣也)。成長したことで若者小屋から離れるが、基視子(太地喜和子)との情事に精力を傾けるなど、どこを切っても男盛りの彼が唐突にデーモニッシュ(悪魔的)な衝動に駆られていく。

スタッフ

キャスト

製作

堤清二が連載を持っていた『サンデー毎日』の1984年7月15日号で「今回の西武出資の映画第一作で監督の柳町光男さんに出した条件は『こういう風に撮ったら宣伝しやすいとか、客が集まるとか、一切考えずに、撮りたいように撮ってくれ』って言ったら、柳町さんはえらい喜んでくれました」などと話している[1]

受賞情報

  • 1985年キネマ旬報賞主演男優賞
  • 毎日映画コンクール日本映画優秀賞

関連出版

関連項目

外部リンク


  1. ^ 「堤清二のこのひとに会いたい(5) 女優 佐久間良子さん 『今は試練と思って何かをつかみたい』」『サンデー毎日』1984年7月15日号、毎日新聞社、45頁。 


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