月夜見宮 境内

月夜見宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 06:52 UTC 版)

境内

  • 月夜見宮 - 伊勢神宮豊受大神宮(外宮)の別宮。社殿は外宮に準じ外削ぎの千木と、5本で奇数の鰹木を持つ萱葺の神明造で南面している。遷宮のための古殿地は東西に隣接している。外宮に準じ、20年に一度遷宮が行われる。その昔、月夜見宮の所在地の宮後町の民が役木を曳いて八日市場町にさしかかったときに宮後町で火事が起き、曳き手が消火のため帰ってしまったので、八日市場町の民が代わって役木を曳き、それ以来御木曳初式(おきひきぞめしき)では八日市場町の民が月夜見宮に役木を奉曳することになったとの伝承がある。
  • 高河原神社 - 祭神:月夜見尊御魂(つきよみのみことのみたま)。月夜見宮の境内にあるが伊勢神宮豊受大神宮(外宮)の摂社である。
  • 稲荷社
  • 宿衛屋

神路通り

神路通り

外宮の北御門(きたみかど)から月夜見宮までの、幅員4m程度の1直線の道は「神が通る道」とされ、「神路通り(かみじどおり)」と呼ばれる。神路通りの項目を参照。

信者団体

1960年(昭和35年)に伊勢市在住の崇敬者を中心に月夜見講が発足され、のちに月夜見宮奉賛会と改称した。月夜見宮奉賛会は毎年4月と9月の19日に神恩感謝の祭を行うなどの活動をしている。

交通


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  2. ^ a b c d e f 伊勢文化舎 編(2008):39ページ
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  4. ^ a b c d e f g 学研パブリッシング(2013):69ページ
  5. ^ a b c d e f g h i JTBパブリッシング(2011):42ページ
  6. ^ a b c d e f 出版事業本部 国内情報部 第三編集部 編(2014):34ページ
  7. ^ a b c d e f g h 三橋(2013):124ページ
  8. ^ 三橋(2013):125ページ
  9. ^ 金子(1983):214ページ
  10. ^ 矢野(2006):184 - 185ページ
  11. ^ 矢野(2006):185ページ
  12. ^ 伊勢神宮外宮別宮のもう一つの「月の神様」もお引っ越し―残すは風宮”. 伊勢志摩経済新聞 (2015年3月3日). 2015年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月7日閲覧。
  13. ^ a b 月讀宮以下12別宮の遷宮 - 伊勢神宮”. 神宮司庁. 2015年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月7日閲覧。
  14. ^ a b 中平雄大 (2015年2月23日). “次代につなぐ「エンヤ」 伊勢・月夜見宮でお白石持行事”. 中日新聞. 2015年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月8日閲覧。
  15. ^ JTBパブリッシング(2011):43ページ
  16. ^ 2013年7月20日から運行が開始された三重交通の「参宮バス」が「月夜見宮前」停留所に停車していたが、2015年3月31日をもって「月夜見宮前」停留所への乗り入れが廃止された。





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