最終電車 (ゲーム) 最終電車 (ゲーム)の概要

最終電車 (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 13:57 UTC 版)

最終電車
ジャンル サウンドノベル
対応機種 PlayStation (PS)
開発元 ヴィジット
発売元 ヴィジット
プロデューサー 加藤誠
大高紳吾
ディレクター 金丸義勝
デザイナー 山田成和
シナリオ 大迫純一
プログラマー 堤大輔
音楽 阿部功
鳥生久男
美術 高松由美
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 199802261998年2月26日
その他 型式:
SLPS-01257
SLPS-02372(廉価版)
SLPS-03327(再廉価版)
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2002年4月25日PlayStation 2用ソフトとしても発売された。

概要

ヴィジットから発売されたサウンドノベル作品の第2作目であり、本作より同社発売のノベルゲーム作品は「ハイパーノベル」というジャンル名が記載されるようになる。

システム面では背景画面の上に文章が表示され、途中で表示される選択肢を選ぶことでストーリが変化していく標準的なサウンドノベルとなっている。

前作『あかずの間』(1997年)に続き、グラフィックは全てCGで描かれている。また、前作は背景のみで人物が描かれていなかったが、本作では『かまいたちの夜』(1994年)と同様のシルエット表示にて人物を描写している。

シナリオは選択肢により分岐していくが、それにより本編のホラー以外にもラブロマンスやギャグテイストのあるシナリオなど複数用意されており、シナリオルートを示すフロー図が電車の路線図を模したものになっている。

ストーリー

遅くまでの残業のため、仕事の帰りにいつも乗っている最終電車。しかし、その日は何か様子が違っていた。最終電車は各駅停車のはずなのだが、自分の降りる駅で電車が止まらなかった。何故電車は止まらないのか、主人公はその謎を解こうと最後尾から先頭車両へと移動する。そこで主人公が見たものは・・・。

登場人物

石岡 哲也
  • 主人公。デザイン事務所に勤めるデザイナー。終電でいつも見かける女性(美由紀)のことが気になっている。「自分がリーダー」ということに妙なこだわりを持つ。名前は変更可能。
畠山 美由紀
  • 中学校の歴史教師。こっそりコンビニでバイトをしているので帰りが遅い。後作の「19時03分 上野発夜光列車」にも登場。
白石 智道
  • 中学受験のため塾に通う小学生。大人以上の知識量と判断力を持つ。オカルトマニアでもある。完結編にも登場。
河野 薫
  • 女子高校生。外見は典型的なスカートの丈を短くしルーズソックスを履き、日焼けサロンで褐色、真っ黒に肌を焼き、全身真っ黒、黒光り肌なガングロギャル、1990年代の黒コギャルだが、お婆ちゃん子の一面もある。形見の首飾りを大切にしている。
御堂 達彦
  • 鉄道警察隊の刑事。プロレスラー並の体格をしている。
中村 政幸
  • サラリーマン。仕事での不平不満を酒で紛らわしている。
中村 千佳
  • 完結編に登場。

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 最終電車 200204252002年4月25日
PlayStation 2 ブレイク ヴィジット CD-ROM SLPS 25081 -
オリジナル版との変更点
  • 5.1chドルビーデジタル対応。
  • オープニングムービーが若干変更。
  • 登場人物のシルエットが青から白に変更。
  • 「冥界封印編 時空の章」が追加、シナリオは大迫ではなく福田桐枝が担当している。
  • 「最終戦隊編」の音楽が変更。



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