川本茂雄 略歴

川本茂雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/24 23:39 UTC 版)

略歴

東京市本郷区生まれ[1]。1937年早稲田大学文学部卒業。早稲田大学文学部教授を務め、1982年定年、名誉教授。 フランス語、英語を研究し、諸種の言語学文献を翻訳した。

著書

単著

  • 『実力完成 カレントイングリッシュの研究』(三省堂出版) 1951
  • 『高等仏文和訳演習』(大学書林) 1952
  • 『言語学概説』(播磨書房) 1954
  • 『仏文和訳の研究』(大学書林) 1959
  • 『英語からフランス語へ』(第三書房) 1963
  • 『ことばとこころ』(岩波新書) 1976
  • 『ことばの色彩』(岩波新書) 1978
  • 『ことばについて考える』(講談社学術文庫) 1979
  • 『言語の構造 - フランス語そのほか』(白水社) 1985
  • 『ことばとイメージ - 記号学への旅立ち』(岩波新書) 1986

共編著

  • 『文の構造』(編、白水社、フランス語学文庫) 1956年、のち改題『フランス語統辞法』 1982
  • 『コンサイス仏和辞典』新版(丸山順太郎共編、三省堂) 1958
  • 『最新フランス語入試問題集』(田島宏共編、大学書林) 1959
  • 『ニューワールド英和辞典』(編集主幹、講談社) 1969
  • 『座談会・ことば』(大修館書店) 1977
  • 『講談社英和辞典』(講談社) 1977
  • 『日本の言語学 5 - 意味・語彙』(国広哲弥, 林大共編、大修館書店) 1979
  • 『日本の言語学 1 - 言語の本質と機能』(日下部文夫, 柴田武, 服部四郎共編、大修館書店) 1980
  • 『国語の愛護』(五十嵐力共著、講談社学術文庫) 1981
  • 『講座・記号論 1 - 言語学から記号論へ』(田島節夫, 坂本百大, 川野洋, 磯谷孝共編、勁草書房) 1982
  • 『講座・記号論 2 - 記号を哲学する』(共編、勁草書房) 1982
  • 『講座・記号論 3 - 記号としての芸術』(共編、勁草書房) 1982
  • 『講座・記号論 4 - 日常と行動の記号論』(共編、勁草書房) 1982
  • 『日本の言語学 8 - 総索引』(服部四郎, 柴田武共編、大修館書店) 1985
  • 『新コンサイス仏和辞典』(内田和博共編、三省堂) 1993

翻訳

  • 『読心器』(アンドレ・モーロア、大観堂) 1941
  • 『歌物語 オーカッサンとニコレット』(岩波文庫) 1952
  • 『フランス語の歩み』(アルベール・ドーザ白水社文庫クセジュ) 1954
  • デカルト派言語学 - 合理主義思想の歴史の一章』(ノーアム・チョムスキー、テック) 1970、のちみすず書房 1976
  • 『一般言語学』(ヤーコブソン、監修、田村すゞ子, 村崎恭子, 長嶋善郎, 中野直子訳。みすず書房) 1973
  • 『英文法』(アンドレ・テリエ、滑川明彦共訳、白水社、文庫クセジュ) 1973
  • 『フランス語史』(ジャック・ショーラン、高橋秀雄共訳、白水社、文庫クセジュ) 1973
  • 『知識と自由』(チョムスキー、番町書房) 1975
  • 『言語と精神』(チョムスキー、河出書房新社) 1976
  • ソシュール』(ジョナサン・カラー、岩波現代選書) 1978、のち同時代ライブラリー、現代文庫
  • 『ヤーコブソン - 現象学的構造主義』(エルマー・ホーレンシュタイン、千葉文夫共訳、白水社) 1983
  • 『詩学』(ロマーン・ヤーコブソン、千野栄一共監訳、大修館書店、ロマーン・ヤーコブソン選集) 1985

  1. ^ 川本茂雄 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」コトバンク 2018年7月16日閲覧。


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