小さき勇者たち〜ガメラ〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 16:00 UTC 版)
スタッフ
- 監督:田﨑竜太
- 脚本:龍居由佳里
- 製作:黒井和男
- 企画:佐藤直樹
- プロデューサー:有重陽一、椋樹弘尚
- ラインプロデューサー:飯塚信弘
- 音楽:上野洋子
- 特撮演出:金子功
- 主題歌:mink「Eternal Love」(avex/rhythm zone)
- 〈本編班〉
- 〈特撮班〉
- 製作プロダクション:角川ヘラルド映画
- 製作:「小さき勇者たち~ガメラ~」製作委員会(角川ヘラルド映画、日本映画ファンド、日本テレビ放送網、Yahoo! JAPAN)
エキストラ
本作品の出演者は演技する者を除いてほとんどが無料奉仕のエキストラであり、のべ3,000人程度が募集され、1万人近くの応募があった。
スケボー少年などの大勢の子供たちもエキストラである。社会学習の1つとしてクラス単位で撮影に参加した学校も2校あったほか、市役所職員が日常の風景や自衛隊員などのエキストラとして参加した。
報道関係者の多くがエキストラとして参加し、見返りは監督へのインタビューであった。無料奉仕のエキストラには謝礼としてTシャツが配布された。
また、映画会社から「絶対カットされないエキストラ出演権」がインターネットにてチャリティオークションに掛けられ1,111,111円という破格の値段で落札された。
がんばれ!!ガメ太郎
ガメ太郎はプロモーション用のキャラクターで、お腹にトトの炎模様のついたガメラのぬいぐるみである。プロモーション / メイキングDVDなどに姿をあらわし、また、公式ブログ「がんばれ!!ガメ太郎」[11](ガメ太郎の「退社」に伴い、2006年5月いっぱいで更新終了[12])の主催者となった。兄弟、姉妹などが複数おり、個々に名前が付いている。トトをトト兄貴、津田寛治をお父さん、龍居由佳里をあねごと称するなどしていた。
ガメ太郎とその縁者
公式ブログに登場するキャラクター。トト、タイトー三兄弟、トトリュックを除き、フワフワ一族と称している。全員に炎模様が付いている。
- ガメ太郎
- DVDでの声の出演:中井和哉
- 次男もしくは三男と目されている。なぜか対決好き。ケヅメリクガメとの勝負には押し出しで負けた。『子ぎつねヘレン』のヘレンなどの友達がいる。また、ファンのブログに時々顔を出す。時々いじける癖があり、木に上ったり、空を見上げて物思いにふけることもある。
- トト
- 次男? 本編の主人公。全長6メートル。トト兄貴と称される。いつも寝ているがガメラトレーラーで全国行脚に出かけたときには目を開けていた。映画終了後は生まれ故郷の志摩市に里帰りすることとなった。
- ガメ朗
- 長男。角川ヘラルド映画の入口にいる。ガメ朗そっくりの一族が別にいるらしい。
- ガメ代
- 妹(長女)。角川ヘラルド映画のガメ太郎の机の上にいる。相撲好き? キャラクターグッズとしても販売された。
- ガメ美
- 妹(次女)。角川ヘラルド映画のガメ太郎の机の上にいる。キャラクターグッズとしても販売された。映画公開後、あいざわ食堂(蒲鉾屋)に勤務していたという目撃情報もある。
- ガメ雄
- ガメ太郎のいとこ。ガメ俊とともに主に角川ヘラルド映画社外宣伝活動担当。ガメラトレーラーキャンペーンではレポーター役を務める。見た目はガメ太郎とほぼ同じだが、ガメ太郎には無い爪がある。サボり癖がある。
- ガメ俊
- はとこ。主に角川ヘラルド映画社外宣伝活動担当、一時雑誌社に出向し対決。何と対決したかは不明・黙して語らず。ガメ雄と同じく爪がある。出張先で豪華な食事をするなど、一番美味しい役を務めている。ちょっぴりガメ太郎より口が悪い。
- ガメ雄、ガメ俊の縁者は全国の映画館にいる。看板もち。
- タイトー三兄弟
- タイトー・ガメ太郎、タイトー・ガメ次郎、タイトー・ガメ卵の三兄弟。ゲームセンターのゲームに成功するともらえる。
- トトリュック
- ガメ太郎の背中に乗っている。キャラクターグッズとしても販売された。
注釈
- ^ あいざわ食堂は実際はかまぼこ店、西尾真珠店は実際も真珠店。
出典
- ^ a b 平成ガメラパーフェクション 2014, p. 272, 「全スタッフ&キャストデータ」
- ^ “金子修介監督、平成ガメラ三部作を語る!令和ガメラにも「やる気十分」”. MOVIE WALKER PRESS (ムービーウォーカー): p. 4. (2021年1月28日) 2021年2月25日閲覧。
- ^ 公式ガイドブックより[要文献特定詳細情報]
- ^ パンフレット 2006, 「これはびっくり!!大怪獣ガメラ完全解剖図」
- ^ a b パンフレット 2006, 「トトの観察日記」
- ^ a b c d e f g h i j パンフレット 2006, 「やっぱりびっくり!!海魔獣ジーダス完全解剖図」
- ^ a b c 超全集 2006, p. 33, 「ガメラ・ジーダス 二大怪獣ひみつ図解」
- ^ 平成ガメラパーフェクション 2014, pp. 142–147, 小さき勇者たち〜ガメラ〜 造形のうらがわ
- ^ “平成ガメラ3部作を中心とした、貴重な展示が満載の「特撮のDNA」展が開催!”. ASCII.jp (角川アスキー総合研究所). (2020年1月23日) 2023年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j パンフレット 2006, 「PRODUCTION NOTES」
- ^ “がんばれ!! ガメ太郎 『小さき勇者たち~ガメラ~』公式ブログβ”. Yahoo!ブログ. 2005年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月16日閲覧。
- ^ “更新終了のお報せ”. がんばれ!! ガメ太郎 『小さき勇者たち~ガメラ~』公式ブログ. Yahoo!ブログ (2006年5月1日). 2006年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月16日閲覧。
- ^ 週刊朝日2006年5月26日号、サイゾー2006年34号
- ^ 朝日放送 「ムーブ!」にて”ガメラに虐待疑惑”として放送されましたので内容を一部を抜粋します。 - リクガメを考える会
- ^ 安田琢典「まるでメロンパン、実は「ガメラの孫」リクガメ続々誕生」『朝日新聞デジタル』、2020年7月30日。2020年10月3日閲覧。
- ^ “3月で営業休止の志摩マリンランド、生物の譲渡始まる”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2021年2月23日) 2023年9月16日閲覧。
- ^ 映画秘宝 2021年 4月号
- ^ 平成ガメラ パーフェクション, 2014年, KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- ^ 小中千昭 Chiaki J. Konaka [@yamaki_nyx] (2018年3月17日). "という事をここに書いているのは、以前にも書いたけれど、テイマーズの1~3話は設定などは全然違うものの、小中兄弟版ガメラのエッセンスが濃厚に入っている。…". X(旧Twitter)より2023年9月16日閲覧。
- ^ 電撃ホビーマガジン編集部, 2014年, 平成ガメラ パーフェクション, 237頁, KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- ^ 電撃ホビーマガジン編集部, 2014年, 平成ガメラ パーフェクション, 75頁, 80頁, 87頁, 159頁, KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- ^ “角川Gとカートゥーンネットが『ガメラ』をアニメ化”. アニメ!アニメ! (株式会社イード). (2005年10月29日) 2023年9月16日閲覧。
- ^ “Cartoon Network Licenses 'Gamera'”. ICv2 (2005年10月31日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ Skarda, Erin (25 July 2011). “Meet Gamera, the All-Terrain Tortoise With a Wheel for a Leg”. Time 2019年7月16日閲覧。.
- ^ “Gamera”. WSU University Veterinary Teaching Hospital. Washington State University (2011年7月30日). 2019年7月16日閲覧。
- ^ “Friends bid goodbye to well-traveled amputee tortoise”. WSU Insider. Washington State University (2014年6月4日). 2019年7月16日閲覧。
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