南濃温泉 南濃温泉の概要

南濃温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 03:09 UTC 版)

南濃温泉
南濃温泉全景
温泉情報
所在地 岐阜県海津市南濃町羽沢
座標 北緯35度12分44.20秒 東経136度36分0.84秒 / 北緯35.2122778度 東経136.6002333度 / 35.2122778; 136.6002333座標: 北緯35度12分44.20秒 東経136度36分0.84秒 / 北緯35.2122778度 東経136.6002333度 / 35.2122778; 136.6002333
交通 養老鉄道養老線駒野駅」下車、徒歩で約15分。施設駐車場より無料シャトルバスにて約5分。
泉質 ナトリウム・カルシウム - 塩化物温泉。
泉温(摂氏 36 °C
pH 7.2
液性の分類 中性
浸透圧の分類 高張性
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泉質

財団法人岐阜県公衆衛生検査センター平成20年10月17日発行の検査結果によると

湧出地における調査及び試験成績

  • 泉質:ナトリウム・カルシウム - 塩化物温泉(中性高張性温泉)
  • 泉温:約29.4℃ (調査時の外気の気温27.2℃)
  • 湧出量:90L/min(掘削動力揚水 山麓の源泉深さ1,500mから、地下300mに設置したポンプにより揚湯)
  • pH値:7.3
  • ラドン:測定せず

試験室における試験成績

  • 知覚的試験:黄褐色でわずかな混濁がある。また、強い塩味と鉄味を帯、わずかな硫化水素臭を有する。
  • 密度:1.0073g/cm3 (20℃) (採水後8時間)
  • pH値:7.1
  • 蒸発残留物:16880mg/kg (110℃)
  • 電気伝導率:2540mS/m
  • 泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(中性高調性低温泉)
館内掲示の『温泉分析書』(鉱泉分析試験法による分析)財団法人岐阜県公衆衛生検査センター平成20年10月17日発行より引用

禁忌症および適応症

禁忌症および適応症は館内掲示の『禁忌症及び適応症』より引用
禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、集結性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の病患、妊娠中(特に初期と末期)
泉質別禁忌症
なし
一般的適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
泉質別適応症
きりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病

温泉地

養老山地の標高130mの中腹に海津市が管理運営する日帰り入浴施設温泉。温泉に入りながら木曽三川をはじめとする濃尾平野全体、御嶽山などの眺望が楽しめること、国道258号沿いにあり交通の便がよいことなどにより東海地方全体から入浴客が訪れ、煌めきの湯、ときめきの湯、檜風呂、壷湯、岩風呂など、全11種の湯船があり各湯船の湯口には「水晶の湯」にちなんで水晶の原石が飾られている[1][2]


  1. ^ a b 南濃温泉 「水晶の湯」”. 海津市. 2017年1月6日閲覧。
  2. ^ a b c 南濃温泉 水晶の湯”. 南濃スカイビュースパ 水晶の湯. 2017年1月6日閲覧。
  3. ^ 南濃 2002b, p. 3.
  4. ^ 南濃 2002a, p. 3.
  5. ^ 南濃 2003.
  6. ^ 館内掲示『南濃温泉「水晶の湯」の由来より』
  7. ^ 南濃 2002c, p. 7.
  8. ^ 海津 2008, p. 26.
  9. ^ a b c 「南濃温泉水晶の湯」新たな指定管理者、ケービックス選定 岐阜・海津市「持続可能な運営目指す」”. 岐阜新聞. 2023年5月18日閲覧。


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