今別 (今別町) 地理

今別 (今別町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 00:11 UTC 版)

地理

町の北西部に位置し、東は大川平や山崎に続いて、西は外ヶ浜町三厩東町、南は五所川原市太田と接する。

北部は住宅地や商店が展開され、町役場や町内唯一の小学校である今別町立今別小学校が所在するなど今別町の経済的・政治的中心となっている。南部は山地や森林が発達している。

海洋・河川

小字

今別は以下のような小字を擁する[4]

  • 今別
  • 中沢
  • 西田
  • 宮本

名称の由来

伝説によると、源義経一行が北上する途中、当地付近の川に行き、大雨の後、川を見に行ったところ、大幅に水量が増加していたので、浅瀬が淵になったと驚き、この地を「今淵」と命名し、これがのちに訛って「今別」になったとされる[3]

アイヌ語のイマ・ペッ(焼く川)を由来とするという異説も存在する。

施設

交通

鉄道

また、域内に新幹線の駅はないが、集落の南をJR北海道新幹線が通過している。

道路

バス

  • 今別町巡回バス[6]

学区

公立なのであれば、今別町立今別小学校および今別町立今別中学校に進学する。

今別荒馬

今別では今別荒馬(いまべつあらま)と呼ばれる伝統芸能が盛んである。田植えが終わり、田の神が天に昇るとき、農民が神送り、早苗饗さなぶりの行事として伝わってきた行事であり、現在では荒馬(馬役)と手綱(手綱取り役)がペアとなり、複数の組が隊列をなし、笛や太鼓のはやしに合わせて舞い、そのまわりを囲むように跳人(はねと)が跳ね回る形態となっている[7]

また、荒馬は隣接する大川平でも大川平荒馬二股荒馬という形で盛んになっている。

脚注


  1. ^ a b 青森県の郵便番号”. 日本郵便. 2021年7月15日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2021年7月15日閲覧。
  3. ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 1985, p. 140.
  4. ^ 青森県東津軽郡今別町今別”. NAVITIME. 2021年7月14日閲覧。
  5. ^ 店舗・ATM詳細”. 青森銀行. 2021年7月14日閲覧。
  6. ^ 巡回バス運行時刻表” (PDF). 今別町. 2021年7月13日閲覧。
  7. ^ 団体紹介”. 今別町役場企画財政課. 2021年7月14日閲覧。


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