中国人民解放軍ロケット軍
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海外展開
2016年4月に存在が公開された[35][36][37]ロケット軍装備部直属の金輪工程指揮部は、サウジアラビアへの弾道ミサイル輸出を監督する組織である。1980年代には中距離弾道ミサイルのDF-3がサウジアラビアに輸出され、王立サウジアラビア戦略ミサイル軍に導入された。運用訓練や基地建設などを監督するために、サウジアラビアに駐留してきた。中国人民解放軍の事実上の海外拠点となった最初の事例である[38]。ミリタリーバランスによると2022年末時点で、10基以上のDF-3、およびDF-21のミサイル発射装置が存在するものと評価している[39]。
歴代司令員・政治委員
歴代司令員
- 第二砲兵部隊司令員
- 向守志 (1967.7、未就任)
- 楊俊生 (1968.9 - 1969.5)
- 張翼翔 (1969.5 - 1975.4)
- 向守志 (1975.4 - 1977.9)
- 李水清 (1977.9 - 1982.11)
- 賀進恒 (1982.11 - 1985.7)
- 李旭閣 (1985.7 - 1992.11)
- 楊国梁 (1992.11 - 2003.1)
- 靖志遠 (2003.1 - 2012.10)
- 魏鳳和 (2012.10[40] - 2015.12[41])
- ロケット軍司令員
- 魏鳳和 (2015.12.[41] - 2017.8)
- 周亜寧 (2017.8[42] - 2022.1[43])
- 李玉超 (2022.1[43] - 2023.7[44])
- 王厚斌 (2023.7[45] - )
歴代政治委員
- 第二砲兵部隊政治委員
- 李天煥 (1967.7 - 1968.3)
- 呉烈 (第二、1967.10 - ?)
- 陳発洪 (第二、1970.3 - 1975.4)
- 陳鶴橋 (1975.5 - 1982.11)
- 劉立封 (1982.11 - 1990.4)
- 劉安元 (1990.4 - 1992.11)
- 隋永挙 (1992.11 - 1997.11)
- 隋明太 (1997.11 - 2003.12)
- 彭小楓 (2003.12 - 2009.12)
- 張海陽 (2009.12 - 2014.12)
- 王家勝 (2014.12 - 2015.12[41])
- ロケット軍政治委員
関連項目
- 中国人民解放軍
- 中国人民解放軍ロケット軍と性格が似ている他国のミサイル専任部隊
- ロシア戦略ロケット軍
- アメリカ戦略軍
- 朝鮮人民軍戦略ロケット軍
- サウジアラビア戦略ミサイル軍
- インド軍戦略部隊
- パキスタン陸軍戦略部隊
- 中華人民共和国の大量破壊兵器
- 中国共産党
- 中央軍事委員会
注釈
出典
- ^ a b c d The International Institute of Strategic Studies (IISS) 2023, p. 237.
- ^ 塚本 2014.
- ^ 日本国防衛省防衛研究所 2016, p. 32.
- ^ 米国国防総省 2023, p. 77.
- ^ Ma Xiu 2022b, p. 1.
- ^ 陆军领导机构火箭军战略支援部队成立大会在京举行 习近平向中国人民解放军陆军火箭军战略支援部队授予军旗并致训词、新华社、2016年1月1日閲覧
- ^ “ロケット軍前トップら9人解任 汚職疑惑、広範囲で関与か―中国”. 時事通信 (2023年12月30日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ a b Ma Xiu 2022b, p. 2.
- ^ Ma Xiu 2022b, p. 8.
- ^ Ma Xiu 2022b, p. 9.
- ^ Ma Xiu 2022b, pp. 12–13.
- ^ Ma Xiu 2022b, pp. 13–25.
- ^ Ma Xiu 2022b, p. 26.
- ^ Ma Xiu 2022b, p. 27.
- ^ Ma Xiu 2022b, p. 28.
- ^ Ma Xiu 2022b, pp. 29–37.
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- ^ Ma Xiu 2022b, pp. 3, 5.
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- ^ Ma Xiu 2022b, pp. 215–232.
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- ^ HANS KRISTENSEN & MATT KORDA & ELIANA JOHNS & KATE KOHN 2023.
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- ^ 每日頭條 (2017年2月11日). “因為一項非常神秘的「金輪工程」，解放軍其實早就長駐海外”. 2019年7月13日閲覧。
- ^ ““金轮法王”镇中东：跨越时代的“金轮工程””. 网易 (2016年4月23日). 2016年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月13日閲覧。
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- ^ The International Institute of Strategic Studies (IISS) 2023, p. 353.
- ^ “魏凤和同志简历”. 中国政府网 (2018年3月19日). 2020年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月7日閲覧。
- ^ a b c d “火箭军：魏凤和任司令员，王家胜任政治委员，胸牌曝光”. 澎湃 date=2016-1-1. 2022年8月6日閲覧。
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- ^ Chan, Minnie (2023年7月31日). “China names General Wang Houbin as new PLA Rocket Force chief after former commanders snared in corruption scandal”. South China Morning Post. 2023年7月31日閲覧。
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