世説新語とは? わかりやすく解説

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世説新語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 07:17 UTC 版)

世説新語』(せせつ しんご)とは、中国南北朝時代南朝宋の臨川王劉義慶が編纂した、後漢末から東晋までの著名人の逸話を集めた文言小説[1]集。今日『四部叢刊』に収めるものは上中下の三巻に分けるが、テクストによってその巻数は二、三、八、十、十一等の異同がある。『隋書』「経籍志」によれば、もとは単に『世説』と称したようであるが、『宋史』「芸文志」に至ってはじめて『世説新語』の称が現れた。『世説新書』とも呼ばれる。


  1. ^ 文言小説とは、宋代以後の中国小説史の上で、大きな比重を占めてはいなかったために、形態名が与えられていなかったこの分野に対し、前野直彬が仮に付けた呼称である。『中国古典文学大系 42 閲微草堂筆記(抄) 子不語(抄) 他』平凡社 。解説 p.503 。
  2. ^ 有名な「断腸の思い」の故事の出典。


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