ミヤマコウゾリナ ミヤマコウゾリナの概要

ミヤマコウゾリナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 20:00 UTC 版)

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ミヤマコウゾリナ
福島県飯豊山 2011年8月 
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : タンポポ亜科 Cichorioideae
: ヤナギタンポポ属 Hieracium
: ミヤマコウゾリナ H. japonicum
学名
Hieracium japonicum Franch. et Sav.
和名
ミヤマコウゾリナ(深山顔剃菜、深山髪剃菜)

特徴

は直立し、高さは10 - 45cmになる。植物体全体に開出した褐色の長毛と白色の線形の圧毛が目立つ。根出葉がよく発達し、花時にも残り、茎に互生する葉は少なく小さい。

花期は7 - 8月。茎先に2 - 12個の頭花を上向きにつける。総苞は広い筒型で黒色を帯びる。総苞片は2列になり、外片は長さ3 - 4.5mmの披針形で先端がとがり、黒い腺毛と白い短毛があり、内片には白い腺毛がある。頭花は黄色で、径1.5 - 2cmになり、舌状花のみで構成される。痩果は長さ3mm、幅0.8mmになる円柱形で、長さ5 - 6mmになる褐色の冠毛がつく。

分布と生育環境

日本固有種で、本州の中部地方以北と四国(剣山)に分布し、高山の草原や礫地に生育する。ときに亜寒帯林の縁に群生する。

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