ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード レコーディング

ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 04:36 UTC 版)

レコーディング

「ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード」のレコーディングは、1968年10月9日にEMIレコーディング・スタジオのスタジオ1で開始され、マッカートニーによるアコースティック・ギターボーカルのみのアレンジで5テイク録音された。この時のアレンジは静かに歌唱するパートと荒々しく歌唱するパートを交互に演奏するというものだった[7]。この時のアレンジは、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録された。

10月10日[注釈 1]にマッカートニーのボーカル、ベースリードギターリンゴ・スタードラムとハンドクラップが追加されて完成となった[8]

ジョン・レノンの反応

本作のレコーディング当時、ジョン・レノンジョージ・ハリスンは別の楽曲に取り組んでいたため、不参加となっている[8]

1980年のインタビューでレノンは、本作を褒める一方で「僕が歌っていたら、今よりももっといい歌になっていたはずだ」とコメントしている[3][9]。同年に発表したソロ曲「スターティング・オーヴァー」では、本作のコードに似た「Why don't we take off alone?」というフレーズが登場する[10]

リリース・評価

「ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード」は、1968年11月22日に発売されたオリジナル・アルバム『ザ・ビートルズ』のB面7曲目に収録されていて、本作の次曲には同じくマッカートニー作のアコースティック・ナンバー「アイ・ウィル」が収録されている。この配置についてマッカートニーは「『ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード』があったら、今度はロマンティックな『アイ・ウィル』がある。それは僕という同じ男の感情であり、その両方の曲を書いたのも僕なんだ」とコメントしている[6]

1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』と2018年に発売された『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) 〈50周年記念アニバーサリー・エディション〉』には、本作のテイク5が収録された。

アルバム『ザ・ビートルズ』の発売50周年に連動して、『インデペンデント』誌のジェイコブ・ストールワーシーはアルバムに収録された30曲の中から27位に選出した。ストールワーシーは、本作について「本質的にはポール・マッカートニーのソロ曲であり、インドの路上で2匹のサルがセックスをしている光景に触発された曲としては最高の出来」と評した[11]

クレジット

※出典[4][6]


注釈

  1. ^ 同日に「ピッギーズ」と「グラス・オニオン」へのストリングスのオーバー・ダビング・セッションも行なわれた[8]

出典

  1. ^ a b Pollack 2010.
  2. ^ a b Miles 1997, pp. 498–499.
  3. ^ a b Sheff 2000, p. 189.
  4. ^ a b MacDonald 2005, p. 325.
  5. ^ a b Aldridge 1990, p. 69.
  6. ^ a b c White Album 2018, p. 21.
  7. ^ Lewisohn 1996, p. 69.
  8. ^ a b c Lewisohn 1988, pp. 160–161.
  9. ^ 『ジョン・レノンPlayboyインタビュー』集英社、1981年。ASIN B000J80BKM 
  10. ^ Bielen & Urish 2007, p. 81.
  11. ^ Stolworthy, Jacob (2018年11月22日). “The Beatles' White Album tracks, ranked – from Blackbird to While My Guitar Gently Weeps”. The Independent (Independent News & Media). https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/music/features/the-beatles-white-album-tracks-ranked-paul-mccartney-john-lennon-george-harrison-50-anniversary-a8643431.html 2021年9月11日閲覧。 


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