プログレッシブ・フィールド プログレッシブ・フィールドの概要

プログレッシブ・フィールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 04:55 UTC 版)

プログレッシブ・フィールド
Progressive Field
施設データ
所在地 2401 Ontario Street
Cleveland, Ohio 44115
座標 北緯41度29分45.90秒 西経81度41分07.00秒 / 北緯41.4960833度 西経81.6852778度 / 41.4960833; -81.6852778座標: 北緯41度29分45.90秒 西経81度41分07.00秒 / 北緯41.4960833度 西経81.6852778度 / 41.4960833; -81.6852778
起工 1992年1月
開場 1994年4月4日
所有者 Cuyahoga County
グラウンド 天然芝(Kentucky Blue Grass)
ダグアウト ホーム - 三塁側
アウェー - 一塁側
照明 照明灯 - 19基
建設費 1億7500万ドル
(インディアンス:9100万ドル、
Cuyahoga County:8400万ドル)
設計者 HOK Sport
建設者 Gateway Economic
Development Corporation
旧称
ジェイコブス・フィールド(1994年 - 2007年)
使用チーム • 開催試合
クリーブランド・ガーディアンズMLB)(1994年 - 現在)
収容人員
43,863人
グラウンドデータ
球場規模 左翼 - 325 ft (約99.1 m)
左中間 - 370 ft (約112.8 m)
中堅 - 405 ft (約123.4 m)
中堅最深部 - 410 ft (約125.0 m)
右中間 - 375 ft (約114.3 m)
右翼 - 325 ft (約99.1 m)
フェンス 左翼 - 19 ft (約5.8 m)
その他 - 8 ft (約2.4 m)

クリーブランドは1832年のオハイオ・エリー運河の開通によって重厚長大産業を中心とした工業都市として発展し、1920年代には全米5大都市の1つ[1]として隆盛を極めた。しかし1960年代から1970年代にかけて鉄鋼業をはじめとする重工業が衰退、「湖畔の失敗」と呼ばれた。郊外へ流出した地元住民、そして観光客を呼び戻すべく、1980年代にダウンタウン再開発が始まった。その一環として1994年、クリーブランドのシンボルであるターミナル・タワー(タワー・シティ・センター)に隣接する一等地に、野球専用球場ジェイコブス・フィールドとNBAクリーブランド・キャバリアーズの本拠地ガンド・アリーナ(現ロケット・モーゲージ・フィールドハウス)からなるスポーツ複合施設、ゲートウェイ・スポーツコンプレックスが建設された。

前本拠地ミュニシパル・スタジアムに対するファンの評判は最悪だった。そのため1990年5月に行われた住民投票で、以後15年間タバコとアルコール類に特別税をかけることが承認され、球場建築費の一部に充てられた。なお、当初の計画はドーム球場だったが、これは住民投票で否決されている。

工業都市クリーブランドらしく、白い壁と鉄骨を組み合わせた外観、煙突を連想させるような角張ったデザインの照明灯など、他の新古典主義の球場とは一線を画したデザインが目をひく。




「プログレッシブ・フィールド」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プログレッシブ・フィールド」の関連用語

プログレッシブ・フィールドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プログレッシブ・フィールドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプログレッシブ・フィールド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS