フィレンツェ 交通

フィレンツェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 14:41 UTC 版)

交通

市内中心地は住人の自家用車やタクシーバスなどを除く自動車の乗り入れが制限されており、これを破って侵入した場合罰金を払うこととなる。

空路

フィレンツェ・ペレトラ空港

空港

空港は中規模空港であるフィレンツェ・ペレトラ空港が北西の郊外にあり、ヨーロッパ各地とを結んでいる。しかし滑走路が1,700m程度しかなく大型機の発着は困難であるため、フィレンツェから西に鉄道(レオポルダ線)ないしバスで1時間程度行ったところにある、ピサガリレオ・ガリレイ国際空港も実質的にフィレンツェの玄関として機能している。

鉄道

鉄道では、トレニタリアの路線がいくつもフィレンツェを一つの拠点とし、各都市とを結んでいる。

国際列車

街のターミナル駅は市街地に近いフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(フィレンツェSMN駅)で、ユーロスター・イタリアをはじめとする優等列車、さらにはヨーロッパの他国へ向かう国際列車が発着する。

国鉄

街の外縁にはフィレンツェ・リフレディ駅やフィレンツェ・カンポ・ディ・マルテ駅といった中核駅があり、頭端式ホームを採用しているフィレンツェSMN駅での折り返しを避けるため、短絡線を経由して同駅に立ち寄らず、代わりにそれら外縁の駅をフィレンツェにおける停車駅としている列車が存在する。

軌道

フィレンツェSMN駅前のトラム

市内の交通はこれまでもっぱら路線バスが担っており、軌道系交通機関は長く存在していなかったが、フィレンツェSMN駅前から隣町のスカンディッチまで通じるトラムが2010年2月14日に開通した[10]

バス

路線バス

フィレンツェSMN駅の周辺には都市間バスのターミナルがあり、ルッカプラートアレッツォサン・ジミニャーノなどへ向かうバスが発着している。


  1. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2017 by sex and marital status” (英語). 2018年8月30日閲覧。
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Firenze (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年11月4日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Firenze (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年11月4日閲覧。
  4. ^ World map of Köppen – Geiger Climate Classification”. koeppen-geiger.vu-wien.ac.at (Version of April 2006). 2010年9月28日閲覧。
  5. ^ MeteoAM.it! Il portale Italiano della Meteorologia (2005年5月20日). “MeteoAM.it! Il portale Italiano della Meteorologia”. Meteoam.it. 2006年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月22日閲覧。
  6. ^ World Weather Information Service - Florence”. 2010年4月14日閲覧。
  7. ^ 西村貞二『マキャベリズム』講談社・1991(p.32)
  8. ^ 西村貞二『マキャベリズム』講談社・1991(p.36)
  9. ^ a b c d e 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2014年7月1日閲覧。
  10. ^ フィレンツェのトラムT1線開通”. H.I.S.イタリア支店 ♪カプチーノ天国♪ (2010年2月16日). 2014年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月12日閲覧。






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