ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/05 08:37 UTC 版)
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 |
スーパーファミコン (SFC) Wii |
開発元 | ハドソン |
発売元 | ハドソン |
プロデューサー |
藤原茂樹 澤口岳志 |
ディレクター | 三上由起子 |
デザイナー |
川田忠之 印南好司 |
プログラマー |
小坂恭洋 永田淳夫 高島哲治 |
音楽 | 竹間淳 |
美術 |
水野祥司 吉見直人 佐藤梢[注釈 1] |
人数 | 1人 |
メディア | 16メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
SFC 1996年3月22日 Wii 2008年2月26日 2008年3月10日 2008年9月5日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
コンテンツ アイコン |
ESRB:Alcohol Reference, Comic Mischief |
その他 | 型式:SHVC-AM4J-JPN |
概要
ミロンが主人公のゲームシリーズの第2作目。前作にあたる『迷宮組曲 ミロンの大冒険』とはストーリー上関連はない。ミロンの見せる多彩な表情やコミカルな動きが特徴的。
プロデューサーの藤原茂樹やキャラクターデザイナーの水野祥司、作曲の竹間淳など、同社のボンバーマンシリーズを手掛けたスタッフが多く開発に関わっている。また作中でもボンバーマンがゲスト出演している。
2008年にはWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。
システム
Bボタンでジャンプし、敵を踏みつけて気絶させること(ヒップアタック)[注釈 2]ができる。気絶させた敵は足場として利用することも可能。
Yボタンを押すことでシャボン玉を放ち、敵をシャボン玉にくるんだり、ソフトブロックを破壊することができる。また、シャボン玉でくるんだ敵に体当たりすることで遠くに飛ばす(倒す)こともできる。Yボタンを長押しすることで「タメシャボン攻撃」(陸上で5方向・水中で8方向にシャボン玉を放つ)を行う。また、Yボタンと十字キーの左右を併用することでダッシュを行う。
楽器「オカリー」の効果はAボタンと十字キーの上を併用することで発揮する。
アイテム
- オンプ
- 100個取ると残機ストックが1増える(最大9[注釈 3])。連続で入手すると効果音が変化し、10~19個までは2個分とカウントされ、20個以上からは1個が3個分としてカウントされる。
- マジカルスーツ
- ミロンの服が変化し、ダメージを一回防ぐことができる。二つ集めることでドリームスーツに変化する。
- ドリームスーツ
- ミロンの服が変化し、ダメージを二回防ぐことができる。一度ダメージを受けることでマジカルスーツに変化する。
- れんしゃアップ
- 一度取るごとにシャボンの連射数が増える。最大3連射。
- ひきょりアップ
- シャボンの飛距離が伸びる。
- ボーリングボール[注釈 4]
- 転がして前方の敵を倒すことができる。
- バルーンガム
- 崖などの高い場所から落ちても、ガムが膨らんで空中に浮かぶことができる(一個まで持つことができる)。
- ふわふわシューズ
- Bボタンを押している間、下降がゆっくりになる。
- めいきゅうのカギ
- 迷宮を抜け出すのに必要なアイテム。
- スパイクシューズ
- 氷の上でも滑りにくくなる。
- クリスタル
- アモン城に行くために必要なアイテム。
- ミロンの顔
- 残機ストックが1増える。(最大9[注釈 3])
- ミラクルスター
- 一定時間無敵になる。
スターオンプ
ステージ2以降、必ず1ステージに5個隠されている。アモンに奪われた楽器の封印を解くために必要なこのゲームのキーアイテム。取らずに先に進むことは出来ない。
伝説の楽器
魔人アモンに奪われた楽器。効果を発揮するには、手に入れた次のステージで封印を解く必要がある。
- フルーティア
- ステージ1クリアで入手。十字キーの左右でブロックを押すことができる。
- アコーディム
- ステージ2クリアで入手。十字キーで水の中を泳ぐことができる。
- トルーペト
- ステージ3クリアで入手。シャボン玉を使って、見えないブロックを出現させることができる。
- オカリー
- ステージ4クリアで入手。音符のハシゴを出すことができる。
- ハーピア
- アモンを封印する。ガーワが始めから持っており、ステージ6,7のスターオンプでハーピアの封印を解く。
ストーリー
舞台は平和な国「ファンタジア」に位置する小さな村「ピッコロ」で、そこでは歌声や音楽が流れており、人々と動物が仲良く暮らしていた。
ある日ミロンたちが森で遊んでいるとき、ミロンの友達である妖精エリスに会う。 しかしエリスは各地で楽器が盗まれ、歌声や音楽が消えているという噂に心を痛めている様子だった。そこに突然魔人アモンが現れ、森にあった楽器やエリスを奪い去ってしまう。楽器やエリスを取り戻すため、ミロンは初めての冒険に旅立つ。
注釈
出典
- ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1996年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、206頁。ISBN 9784862979131。
- ^ 『ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険 ハドソン公式ガイドブック』(小学館)
- ^ SFC用「ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険」 | 高橋名人オフィシャルブログ「16連射のつぶやき」Powered by Ameba
- ^ ゲーム中には登場せず、チラシ[3]に名前とアートワークが掲載されている。
- ^ “Virtual Console Roundup” (英語). Eurogamer.net. オリジナルの2015年11月5日時点におけるアーカイブ。 2018年7月31日閲覧。
- ^ a b “ドレミファンタジー 〜ミロンのドキドキ大冒険〜 まとめ [スーパーファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年10月3日閲覧。
- ^ Thomas, Lucas M. (2008年3月10日). “DoReMi Fantasy: Milon's DokiDoki Adventure Review” (英語). IGN. 2017年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月31日閲覧。
- ^ Life, Nintendo (2008年3月11日). “Review: DoReMi Fantasy: Milon's DokiDoki Adventure (Wii Virtual Console / Super Nintendo)” (英語). Nintendo Life. オリジナルの2017年9月27日時点におけるアーカイブ。 2018年7月31日閲覧。
- ^ a b c 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、345頁、ASIN B00J16900U。
- ^ 懐古主義・ファミコンゲームデザイナーの過去ブログ:ボンバーマンシリーズのBGMのこと(2)
- 1 ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険とは
- 2 ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険の概要
- 3 ステージ構成
- 4 移植版
- 5 関連書籍
固有名詞の分類
アクションゲーム |
サイコドリーム DTXMania ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険 カドゥケウスZ 2つの超執刀 SDガンダム スカッドハンマーズ |
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