ダレン・キャンベル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 15:07 UTC 版)
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2009年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | ダレン・アンドルー・キャンベル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | イギリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 短距離走 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1973年9月12日(48歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕地 | マンチェスター、モスサイド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 184cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 85kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト |
100m:10秒04(1998年) 200m:20秒13(2000年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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経歴
キャンベルが最初に国際大会で活躍したのは、1991年のヨーロッパジュニア選手権であった。この大会で100m、200mの2冠を達成。4×100mでも銀メダルを獲得した。翌年、韓国のソウルで開催された世界ジュニア陸上選手権に出場。100m、200mで銀メダル、4×100mリレーで金メダルを獲得する活躍を見せた。しかし、その後キャンベルは故障のため陸上を離れサッカーに転向。プリマス・アーガイル、ニューポート・カウンティなどでプレーする。
1995年、陸上に復帰したキャンベルは、1996年アトランタオリンピックの代表に選ばれる。4×100mリレーに出場したが、彼にバトンが渡る前に他の選手がバトンを落としてしまい、彼にバトンが渡ることはなかった。翌1997年の世界選手権でも4×100mリレーに出場し、銅メダルを獲得。世界選手権で初めてメダルを獲得した。
1998年は、キャンベルの飛躍の年であった。ヨーロッパ陸上選手権では100mで10秒04の自己ベストで金メダル。4×100mリレーも制し2冠を達成。クアラルンプールで開催されたコモンウェルスゲームズでも4×100mリレーを制した。翌年のセビリアの世界選手権でも4×100mリレーで37秒73の英国新記録を出し、銀メダルを獲得した。
2000年シドニーオリンピックでは、100m、200mの2種目に出場する。得意の100mでは決勝に残ったものの6位に終わる。次いで出場する200mであったが、キャンベルの200mの自己ベストは20秒49でしかなかった。しかし、準決勝で20秒13、決勝でも20秒14の最高のパフォーマンスを演じ、ギリシャのコンスタンティノス・ケンテリスに次いで2位となり銀メダルを獲得し周囲を驚かせた。
2002年にはヨーロッパ選手権の100mで銀メダルを獲得。4×100mリレーでも1着となったが、メンバーの薬物違反により記録が抹消されている。同年のコモンウェルスゲームズでは100mは銅メダルに終わったが、4×100mリレーを制し連覇を果たした。2003年の世界選手権では200mで3位となる。さらに4×100mリレーでは2着となるが、前年のヨーロッパ選手権と同様の理由で失格となっている。
2004年アテネオリンピックでキャンベルは最高の成績を収めることとなる。100m、200mは準決勝で敗退したものの、ジェイソン・ガードナー、マーロン・デボニッシュ、マーク・ルイス=フランシスのメンバーで挑んだ4×100mリレーは、アメリカと激戦の末イギリスが100分の1秒差制し、ついにキャンベルに金メダルが輝いた。
キャンベルはその後も競技を続け、2006年にはヨーロッパ選手権の4×100mリレーでも優勝を果たしている。
自己ベスト
- 1 ダレン・キャンベルとは
- 2 ダレン・キャンベルの概要
- 3 主な実績
- 4 外部リンク
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