ジョセフ・シュワントナー ジョセフ・シュワントナーの概要

ジョセフ・シュワントナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 14:24 UTC 版)

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ジョセフ・シュワントナー
Joseph Schwantner
生誕 1943年(78 - 79歳)
ジャンル クラシック
職業 作曲家

人物・来歴

1943年、イリノイ州シカゴ生まれ。クラシック・ギターの演奏から音楽に触れ、シカゴのアメリカ音楽院(en:American Conservatory of Music)で学ぶ。ノースウェスタン大学で修士号と博士号を取得。

非常に多作で、かつフランス印象派、アフリカンドラムやミニマル・ミュージックなど多くから影響を受け、色彩的で折衷的である。しばしば打楽器の音色を重用する。

1979年、管弦楽曲『アフタートーン・オブ・インフィニティ』でピューリッツァー賞を受賞。

オーケストラ吹奏楽器楽声楽など多様な編成・ジャンルでの作曲があるが、日本において最も知られている楽曲の一つとして、吹奏楽曲『・・・そしてどこにも山の姿はない』がある。

主な作品

オーケストラ

  • アフタートーン・オブ・インフィニティ Aftertones of Infinity (1978)
  • 彼方より From Afar... Fantasy for Guitar and Orchestra (1988)
  • 打楽器協奏曲 Concerto for Percussion and Orchestra (1994)

吹奏楽

  • …そしてどこにも山の姿はない ...and the mountains rising nowhere (1977)
  • 暗黒の一千年代 From a Dark Millennium (1980)
  • 夕闇の静寂にて In evening's stillness... (1996)
  • リコイル - ウインドアンサンブルのための Recoil (2004)
  • ルミノシティ - 吹奏楽のための協奏曲 Luminosity: Concerto for Wind Orchestra (2015)

器楽

  • 黒いアネモネ Black Anemones, for flute and piano (1980)
  • 琥珀の音楽 Music of Amber, for flute, clarinet/bass clarinet, violin, cello, piano and percussion (1981)
  • ソアリング Soaring, for flute and piano (1986)
  • ヴェロシティーズ Velocities, for Solo Marimba (1990)

声楽

  • すずめ[1] Sparrows (1979)
  • アゲダ・ピサロの2つの詩 Two Poems of Agueda Pizarro (1980)

脚注

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注釈・出典


  1. ^ テキストは小林一茶俳句の英訳


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